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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
| 2005020003 | ジェフリー・ディーヴァー | コフィン・ダンサー | 1998 | アメリカ | 文春文庫 |
評者:発起人 評価:8 読了日:2005/02/07 公開日:2005/02/07
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明るく積極的になった四肢麻痺の犯罪学者が殺し屋と全面対決!
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四肢麻痺という障害を負いながら科学捜査と明晰な頭脳という武器で凶悪で狡猾な犯罪者と対決する、リンカーン・ライム。ジェフリー・ディーヴァー(1950-)による、『ボーン・コレクター』(1997)に続くシリーズ第2作である。 前作では、安楽椅子探偵どころか、安楽死希望探偵であったリンカーンは、本作では格段に明るく、積極的・行動的になっている。動けない彼の手足となって現場で捜査を行ったり、鑑識作業を行う彼の「チーム」も結束力を高めているし、コンピュータの音声認識機能導入でリンカーンの行動能力もアップしている。 前回の事件から1年半が経過したころ、リンカーンのもとに持ち込まれたのは、「コフィン・ダンサー」として知られる殺し屋から武器窃盗・密売事件の証人を守るということであった。 コフィン・ダンサー、棺桶の前で踊る男は神出鬼没で変幻自在、常に捜査当局の裏をかき、今まで何度も請け負った殺人を成功させてきた。リンカーンにも過去この「ダンサー」に大切な部下を爆殺された苦渋の過去があった。 リンカーン、一人前の科学捜査官に成長したアメリア・サックス、鑑識のプロ、メル・クーパー、市警殺人課のロン・セリットーにジェリー・バンクス、FBIの潜入捜査のプロ、フレッド・デルレイなどのチームが「ダンサー」と丁々発止の戦いを繰り広げる。 お互いに罠をかけ、それを見破り、さらにその裏をかく。リンカーンと「ダンサー」の行き詰る対決が続く。捜査側にも犠牲者が続出する。 「ダンサー」の正体は?重要証人の命は守れるのか? 二転三転どころか、何回も転回する意外な真相!加えて、今回は航空機パニックもあり、リンカーンとサックスとの「恋愛」をめぐるもろもろもあり、まるであのジェイソンのように不死身の「ダンサー」が招く恐怖もあり、面白さは前作以上だ。 しかし、アメリカって怖いね。武器・爆薬が広く浸透してるせいか。すくなくともこの小説に描かれた世界にリアリティがあるということは間違いないようである。 大散策、いや第3作『エンプティー・チェア』はどうしようか?文庫化されるのを待つか? |