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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
| 2004080007 | トーベ・ヤンソン | 軽い手荷物の旅 | 1987 | フィンランド | 筑摩書房 |
評者:トゥティッキ 評価:8 読了日:2004/07 公開日:2004/08/23
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子供のころを懐かしく思える人におすすめ・・・
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ムーミンの話で有名なトーベ・ヤンソンの大人のための12の短編集です。 一話目の「往復書簡」ではトーベ・ヤンソンと日本の女の子の手紙のやりとりが書かれています。トーベの人柄に少し触れることが出来ます。 二話目の「夏の子ども」では、夏休みに預かった都会の子どもに悩まされる気のいい家族の話。 「憐れんでやるべき変わった子を引きうけたと思っているなら、大まちがいだ。しょいこんでしまったのは、首筋に貼りつくような容赦なき観察者であり、四六時中、世界じゅうの邪悪や悲哀を思いおこさせる存在なのだ。子どもが不信感に悩まされ、幼すぎて理解も担うこともできないほどの負担を感じる、街の人間というのはそんな育てかたをするのだろうか。(中略) 少年には気分転換か必要なのだ。」p32 子供の育て方について考えさせられるお話です。 三話目は「八十歳の誕生日」・・・画家である八十歳の祖母の誕生会に恋人と出席して、その時出会った風体の変わった3人の芸術家達との話。 四話目は「見知らぬ街」・・・孫に会いに行く少し物忘れのある老人の話。 と一話ずつ書いていると長くなるのでやめます。 ムーミン物語にもいろいろな個性のある登場人物が出てきますが、この短編集にもそれぞれ個性のある人たちが出てきます。いろいろな年代のいろいろな人達、どの人物もとても魅力的に書かれています。 |