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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
| 2004060002 | 椎名誠 | はるさきのへび | 1994 | 日本 | 集英社文庫 |
評者:トゥティッキ 評価:8 読了日:2004/03 公開日:2004/06/06
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椎名誠は女の子のお父さんでもありました!
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別に、椎名誠の私生活に特別に興味がある訳ではないのですが、読み始めると、次はどうなるのかな?なんて思って、「岳物語」から始まって、これで4冊目になってしまいました。 この本には、3編収録されています。椎名誠が結婚したばかりの25歳頃の話、「階段の上の海」は、ふらつく男心が微妙にナルシスティックに、周りの情景も美しく書かれています。 「海ちゃん、おはよう」は、長女が生まれた頃のことが、書かれています。最初、戸惑ってしまいました。なんだか女性っぽくて、どうしたんだろうと・・・母親の視点で書かれていると気づいてからは、椎名誠ってこんな風にも書けるんだと感心してしまいました・・・ 娘をかわいがろうと努力する父親、失敗もあり、妻に口を聞いてもらえなくなったり・・・ 初めての子育てに一生懸命取り組む親の姿は、共感が持てます。 「娘と私」は、すでに大きくなっている娘がサンタクルーズに長期留学に行くことになっており、成田に見送りに行くところから始まります。以前書かれた「続岳物語」の主人公岳は、高校を卒業し、プロボクサーの道に進んでいこうとしています。大きくなった岳は何になるか?私の予想は外れました。 子供たちもそれぞれに、自分の道を探し始め、妻はチベットにでかけたり・・・、年を重ねた椎名誠は家族の事を心配しながら、日々を送っています。そんなところが、なんとなくいいなと思います。 |