|
感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
|
2003090006 |
椎名誠 | 菜の花物語 | 1987 | 日本 | 集英社文庫 |
評者:トゥティッキ 評価:7 読了日:2003/08頃 公開日:2003/09/20
|
なんとなくしみじみとしたいときにおすすめ
|
|
「続岳物語」の次に書かれたらしい私小説と聞いたのですが、この本では岳は少しだけ登場しますが、どちらかというと椎名誠が仕事で出会った女性の話がおもに書かれていて、椎名誠の妻も登場します。 子供と血を見るようなプロレスごっこをしたりする父親、秘境の地を探検したりと、サバイバル的なごついイメージがあったのですが、なんだかこれは、・・・・「菜の花物語」なんて題名も優しげで、ちょっとセンチメンタルな感じです。・・・椎名誠の少年の頃のおぼろげな思い出から始まり、どこか自然に流れていく時間の中で、なんとなくとぼけたような視点の中に優しさや暖かさも感じられます。 11のお話からなっていますが、最後のお話の部分は、なんだか急に椎名誠が年を取っちゃったみたいで体力の限界がきたのかなとか、もう探検なんて行けなくなっちゃうのかななんて・・・思ってしまいましたが、なんと「椎名誠のでっかい旅 謎の大河メコンを行く」フジTV(9/19)でやっていました。元気そうで、良かったね。 |