感想文番号

著者 書名 刊行年 刊行国 出版社

2003090003

椎名誠 続・岳物語 1986 日本 集英社文庫

評者:トゥティッキ    評価:8    読了日:2003/07頃    公開日:2003/09/15

子供は、それぞれ自立していくのですね。

 

 岳物語、おもしろかったので、やはり続編も読まなくちゃ・・・と思って読みました。

 思春期に入った岳と父親椎名誠との関わり方は興味深く、相変わらずプロレスごっこは続いてて、プロレスごっこを通して子供の成長を体感していくのです。男同士だから出来る事です。そして、椎名誠だから出来る育て方なのでしょうね?ついには、岳は椎名誠を持ち上げてしまうほどになるのです・・・。

 「岳物語」に引き続き、椎名誠の友人、野田知佑さんとの釣り、川下り等を通して、いろいろな人と出会い、岳が着実に自立して行く様子が、微笑ましく書かれています。

 自立していく子供を見守る親の、ちょっぴり寂しいような、また、うれしいような感情も伝わってきました。

 読後感はさわやかで、岳のその後も知りたくなります。今は、どんな人になっているのでしょうか? 冒険家? プロレスラー? 小説家だったりして・・・? 


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