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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
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2003050021 |
綾辻行人 |
水車館の殺人 | 1988 | 日本 | 講談社文庫 |
評者:発起人 評価:6 読了日:2003/05/29 公開日:2003/05/30
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きらびやかな仕掛けいっぱいの「館」シリーズ第2弾!
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そもそも「新本格」と名づけられた最初の作家がこの綾辻行人・・・・らしい、なんて無責任な事を言うと怒られそうな雰囲気漂うのがこの本格の世界、にもかかわらずまた読んでしまいました。この作家のデビュー作、『十角館の殺人』(1987)に続く第2弾がこの作品、だそうです・・・なんて言うとまた怒鳴られそうな雰囲気が漂っているようで素人の私なんかが軽々に議論できないような気持ちにさせるのが本格の世界なんて言うとまた・・・といつまでもやってろっ!という感じですね。 私、こういう雰囲気の作品は嫌いでは無いのですが、やはり推理小説に使われるあらゆる仕掛け(密室、ダイイング・メッセージ、嵐の山荘等々)をきらびやかに取り入れようとしたせいか、「館」シリーズとしての整合性を保とうという意図からか、「ごちゃごちゃ」した感じは拭えませんでした。それに根本的なトリック(言えません)や、叙述形式も、うーん、まさかほぼ私ごときが思った通りになってしまうとは・・・という生意気な感想を持ってしまいました。 この「館」シリーズの全体を貫く謎は、もしあるとすれば、全作を読まないとわからなのだと思いますが、本作は次に繋ぐブリッジのような役目を果たしているのか、そもそも卓抜なアイデア自体ひとりの作家からそうそう生まれないものなのか(ヴァン・ダインなんか全部で12作しか書いてないもんね)・・・時間があれば、いや是非、次の「迷路館」以降も読んでいこうと思います。 へー、ところで綾辻行人って小野不由美(『屍鬼』しか読んだことないけど)の夫だったんだね。昨日読んだ貫井徳郎は加納朋子(読んだことないけど)と結婚してるらしいし・・・などと書くと「おまえはワイドショウでも見てろっ!」とまたまた怒られそうな本格の世界・・・(とこの項永遠に続く)。 |