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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
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2003050014 |
川端康成 |
みずうみ |
1955 | 日本 | 新潮文庫 |
評者:発起人 評価:7 読了日:2003/05/09 公開日:2003/05/19
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「意識の流れ」かヘンタイおじさん(出版当時は56歳ぐらい)の妄想か?
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ああっ!世界に誇る大文豪、川端康成に7点をつけてしまうとは・・・。しかもこのタイトルはいったい何だ?! でもねやっぱり私としてはそんなにおもしろくなかった。これも私の感受性、読解力の無さゆえのことだとは言え、今でいうとストーカーかつ少女趣味の男がさまざまな女性を追ける。その原点とも言うべき母と従姉の実家の近くにあった「みずうみ」。現実なのか幻覚なのか記憶なのかがさだかではない男の意識。あるときはその男から視点が別の人物に移ってしまうこともあり、整合性・一貫性のようなものを求めがちな私には向いていないのかもしれない。 しかし、文学は危険ですね。法律や社会を超越したところで、何食わぬ顔で川端康成はこんな本を書いていたんですね。 「とつぜんの驚きに頭がしびれて、少女の目が黒いみずうみのように思えて来た。その清らかな目のなかで泳ぎたい、その黒いみずうみに裸で泳ぎたいという、奇妙な憧憬と絶望とを銀平はいっしょに感じた。」(p80) 私ももう少し人生経験を積んでからもう一度読んで見たいと思いました。(中学生に無理矢理書かせた読書感想文みたいになりました!) |