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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
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2003050007 |
藤原帰一 |
デモクラシーの帝国 |
2002 | 日本 | 岩波新書 |
評者:発起人 評価:6 読了日:2003/04/23 公開日:2003/05/19
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現実はもっと進んでしまった・・・という無力感
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いったいアメリカはどうなってしまったのか?自由と民主主義の母国としてのアメリカは同時多発テロ以降姿を消してしまったように見える。でもこの本を読むと帝国としてのアメリカが決して一朝一夕に出現したのではないことがわかる。 東大大学院法学政治学研究所教授である著者は歴史的な経緯と学問的な議論を丁寧にたどるだけではなく、『インディペンデンス・デイ』や『地獄の黙示録』、『インディアナ・ジョーンズ 魔宮の伝説』、『スタートレック』などの映画やTVドラマなどを例に挙げて、帝国としてのアメリカの形成をわかりやすく解説してくれる。 問題は、アメリカは帝国政府になってしまったのに、アメリカ人以外はアメリカ大統領を選ぶ権利が無いっていうことだよ。だから帝国なんだけどね・・・。しかも、この本が書かれた後 のイラク戦争はますますアメリカの帝国としての突出度合いを高めてしまった。 うーん、どうすればいいのか?この無力感があるので、著者のせいではないが発起人の評価は6点。 |