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感想文番号 |
著者 | 書名 | 刊行年 | 刊行国 | 出版社 |
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2003050003 |
石川信義 |
心病める人たち |
1990 | 日本 | 岩波新書 |
評者:発起人 評価:10 読了日:2003/04/08 公開日:2003/05/19
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言行一致の精神科医に感服!
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でましたね。発起人初の10点満点! このところ少し興味があって精神科医の書いた本をパラパラと読んでいるが、この先生はすごいと思った。精神病院に勤務医として勤め始め、精神病院の患者の取り扱いの酷さに衝撃を受け、なんとかして患者のために開放医療を実践する環境を作ろうと実際に群馬県に病院を作って奮闘してきた経緯が描かれている。いわゆる言行一致とはこういうことを言うんだろうなァと感服した。 同時に何故日本の精神医療が患者を地域社会から隔離し、劣悪な人権無視の環境に放置してきたか、行政の対応はどうであったか、さらには諸外国での実態はどうであったかをも概観できるものになっている。もちろんこの本は1990年に発行されたものだからその後どのような変化があったのかはわからないが、「世間の常識」では理解できない人たちに対する排除・拒否の傾向がとみに高まっていると感じられる昨今、私としてはフォローしていきたい問題のひとつだと思う。 しかし、「在日」問題の次は精神医療問題とは、論議を呼びそうな本ばかり読んでるよなぁ。 |