イライラの冒険 − 発起人の日記 60 (2008年3月)
3月29日(土) 時雨沢恵一
阪神は連勝で首位キープ、そんな中私は井川香四郎 『冬の蝶 梟与力吟味帳』(講談社文庫、2006)を読了、西野かつみ 『かのこん』(MF文庫、2005)を読み始めた。
アニメ化といえば、NHK-BS2で4月3日から放映されるという「アリソンとリリア」、原作は時雨沢恵一(しぐさわ・けいいち、1972-)の作品らしいというわけで買ったのが『アリソン』(電撃文庫、2002)。もちろんこれもシリーズ化されていて、『リリアとトレイズ』というシリーズもこのアニメの原作らしい。あー、でも4月3日から放映ってもう時間がないからお蔵入りか、デビュー作『キノの旅 the Beautiful World』(電撃文庫、2000)のように。
ところで電撃文庫というのは発行:メディアワークス、発売:角川グループパブリッシングとなっている。MF文庫を出しているのはメディアファクトリー。
3月28日(金) 西野かつみ
ついにセ・リーグが開幕。タイガースはベイスターズを破り、(同率)首位となった。
さてアニメ化原作という点では4月5日からAT-X(ってアニメ専用チャンネルか?)で放映開始だという西野かつみ 『かのこん』(MF文庫、2005)を逃すわけにはいかない。このシリーズ、すでに9冊出ているようだ。もちろんマンガにもなっているらしい。井川香四郎 『冬の蝶 梟与力吟味帳』(講談社文庫、2006)のあとはこれか。読んでもいないのに断言はできないがこんなのを読んでいていいのかという気もする。
3月27日(木) 森博嗣
なにしろ、今さらながら、気づくのが遅いが、世はすでに桜は満開、いやそれもそうだが、マンガ・アニメ・小説(ラノベ)・イラスト・ドラマ・映画・ゲーム・ネット配信などが渾然一体となる世界が実現している。私は活字にこだわっているが、このようなメディアミックス的な作品の一環をなす作品も読んでいかなければならない。
というわけで注文したのが森博嗣(もり・ひろし、1957-)の『スカイ・クロラ』(中公文庫、2001)。今年の夏アニメ映画化公開(押井守監督)され、ゲーム化もされる。私は『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』(講談社文庫、1996)しか読んだことがない。この作品は第1回メフィスト賞受賞作品である。『冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM』(1996)、『笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE』(1996)、『詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE』(1997)、『封印再度 WHO INSIDE』(1997)は所蔵。
3月25日(火) アーサー・コナン・ドイル
今日は生暖かいというか汗ばむような一日だった。
あさのあつこ 『バッテリーU』(1998、角川文庫←教育画劇)はあと50ページほど。次は井川香四郎 『冬の蝶 梟与力吟味帳』(講談社文庫、2006)を読んでみることにした。
アーサー・コナン・ドイル(1859-1930)の日暮雅通(ひぐれ・まさみち、1954-)による新訳シャーロック・ホームズ全集(全9巻)も読んでみたい。まずは記念すべきデビュー作『緋色の研究』(光文社文庫、1887)か。
3月23日(日) 荒俣宏
「今週のアクセスTop10」では金曜日(21日)に映画がテレビで放映されたため(ほかに理由は考えられない)、荒俣宏(あらまた・ひろし、1947-)の『妖怪大戦争』(2005)が首位となった。テレビでよく見かけるこの作家、私はほかに一冊も読んだことがない。何冊か買っているが手が伸びない。
澁澤龍彦 『夢の宇宙誌』(1964、河出文庫←美術出版社)は読了、あさのあつこ 『バッテリーU』(1998、角川文庫←教育画劇)を読み始めた。
3月22日(土) ジェフリー・フォード
ヴァージニア・ウルフとともに今日届いたのがジェフリー・フォード(1955-)の『シャルビューク夫人の肖像』(田中一江訳、ランダムハウス講談社、2002)。米国の作家でほかに『白い果実』(国書刊行会、1997)などが有名だそうである。よくわからないが読んでみようかなと思ったのである。
3月21日(金) ヴァージニア・ウルフ
イアン・マキューアン(1948-) 『贖罪』(小山太一訳、新潮文庫、2001)に感動したので、この作品に関連のあるヴァージニア・ウルフ(1882-1941)を何か読んでみようと思い注文したのが『ダロウェイ夫人』(集英社文庫、1925)。「意識の流れ」で有名なこの英国女性作家の作品を、もし読むとすればはじめてである。さてどうなるか。
3月19日(水) アーサー・C・クラーク
英国のSF作家、アーサー・C・クラーク(1917-2008)が死去。90歳。
イアン・マキューアン(1948-) 『贖罪』(小山太一訳、新潮文庫、2001)は読了。続いて澁澤龍彦 『夢の宇宙誌』(1964、河出文庫←美術出版社)に着手。
3月18日(火) ウィリアム・シェイクスピア
世間では次期日銀総裁が決まらず空白ができるとか言って騒いでいるが、まあそんなたいしたことにはならないだろう。鉄壁の官僚的機構で動いているのだから総裁が代行でも同じである。
さてあと読みたいのはウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)の『ヴェニスの商人』(安西徹雄訳、光文社古典新訳文庫、1596)である。しかし読みたい本ばかりなのでいつになるのかはまったくわからない。イアン・マキューアン(1948-) 『贖罪』(小山太一訳、新潮文庫、2001)はあと100ページほど。
3月17日(月) C. S. ルイス
最近は毎日の日記の「題名」に作家の名前を拝借している。これを当分続けることにしたい。
さて今日は誰か?やはりディズニーで映画化されている「ナルニア国ものがたり」シリーズを書いたアイルランド生まれの作家・学者、C. S. ルイス(1898-1963)か。『ライオンと魔女』(岩波少年文庫、1950)→『カスピアン王子のつのぶえ』(岩波少年文庫、1951)は所有しているが、この全7冊のシリーズ、私はまだ一冊も読んでいない。いつかこの傑作の誉れ高いシリーズを読んでみたい。
3月16日(日) ガブリエル・ガルシア=マルケス
チベットでの「騒乱」が報道されている。何しろ中国政府は文化大革命にしろ天安門事件にしろ、私としては許せない事件を起こし、基本的に頬かむりをしている。今回も全貌はよくわからないが死者が出ている。欧米諸国も、もちろん日本も「冷静に」などと言っているが、それだけ中国の存在感が増してきて利害関係も大きくなっているということか。人権を表向きにせよ掲げることさえ難しくなってきているのか。
現代中国の本も読まなければななどと思いつつ、読み終えたのはガブリエル・ガルシア=マルケス 『落葉 他12篇』(高見英一・桑名一博・井上義一訳、新潮社、1955)。
3月14日(金) 堤未果
新人作家(私にとってだが)はどうした?というわけで昨夜注文したのがジャーナリスト・堤未果(つつみ・みか)の『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書、2008)。明日には届くだろう。
今調べて知ったのだが、この人が川田龍平(かわだ・りゅうへい、1976-)参議院議員(元HIV訴訟原告)と結婚したんだね。
3月13日(木) 藤沢周平
そうこうしているうちに、藤沢周平の「山桜」という短編が映画化、5月に公開されるらしい。『時雨みち』(新潮文庫←青樹社、1981)所収だそうである。これも読んでみるか。
3月12日(水) 澁澤龍彦
ところが、澁澤龍彦(しぶさわ・たつひこ、1928-87)も久しぶりに読んでみたいのである。『夢の宇宙誌』(1964、河出文庫←美術出版社)を最近買ったのでイアン・マキューアン(1948-) 『贖罪』(小山太一訳、新潮文庫、2001)を読み終えたらこの本を読むかもしれない。
3月11日(火) 井川香四郎
さてこれもNHKで4月から放映される連続ドラマ「オトコマエ!」の原作は井川香四郎(いかわ・こうしろう、1957-)の『冬の蝶 梟与力吟味帳』(講談社文庫、2006)である。当然シリーズ化されていて、『日照り草』(2007)、『忍冬』(2008)とこれまでに3冊出ているようだ。どうするか。
3月10日(月) あさのあつこ
こうして着々と同時代世界文学路線を走っているのであるが、同時にテレビドラマ原作もおさえていく必要がある。
まずはやはり4月からNHKで連続ドラマ化放映されるあさのあつこ 『バッテリーU』(角川文庫、1998)か。『バッテリー』(角川文庫、1996)を読んでから3年近い月日が流れた。しかもこの作品はYまである。急ぐ必要があるがちょっとYまで行くのは無理かな。
3月8日(土) イアン・マキューアン
有川浩(ありかわ・ひろ) 『図書館戦争』(メディアワークス、2006)は読了。その後は久々に新書でも読むかなどと書いたが、実際に読み始めたのはイアン・マキューアン(1948-) 『贖罪』(小山太一訳、新潮文庫、2001)という本。やっぱり小説である。
3月7日(金) 宴会などで本は読めず
今晩は宴会。昼間は有明の国際展示場に行った。
というわけで有川浩(ありかわ・ひろ) 『図書館戦争』(メディアワークス、2006)は読了できず。眠いので寝る、というきわめて単純な状態。
3月6日(木) 久々に新書でも読むか
有川浩(ありかわ・ひろ) 『図書館戦争』(メディアワークス、2006)のあとは中断していた岩波新書のシリーズ日本近現代史C、成田龍一(1951-) 『大正デモクラシー』(2007)でも読むか。そもそも新書を読むのが久しぶりだ。昨年11月に読んだ橋元淳一郎 『時間はどこで生まれるのか』(集英社新書、2006)以来である。
3月5日(水) 定例仕入れ
さて今晩はどんな本を注文しようかな・・・といろいろアマゾン巡りの結果、イアン・マキューアン、ドストエフスキーとマリオ・バルガス=リョサで決まりだ。昨日小説偏重と書いたにもかかわらずみんな小説である。
3月4日(火) 小説偏重か?
有川浩(ありかわ・ひろ、1972-) 『図書館戦争』(メディアワークス、2006)は『図書館内乱』(2006)→『図書館危機』(2007)→『図書館革命』(2007)へと続く。とりあえず第1作でやめておくか続けるか考えている。
近頃は小説偏重の傾向にあるので小説以外の本も読んでみたい、しかし時間が足りない。
3月2日(日) 次は有川浩
花村萬月 『眠り猫』(徳間文庫、1990)は読了、4月からテレビアニメ化放映されるという有川浩(ありかわ・ひろ) 『図書館戦争』(メディアワークス、2006)を読み始めた。
3月1日(土) TASPO?
今日から3月。鹿児島・宮崎では自動販売機でタバコを買う際に成人かどうかを判別するICカード「TASPO」が導入された。このカードを手に入れるためには、写真や本人確認書類が必要になる。7月から全国導入される。
未成年者の喫煙防止は大義名分にすぎない。関係業界の利益そして何よりも個人の管理=自由の剥奪が目的である。
村上春樹 『中国行きのスロウ・ボート』(中公文庫、1983)を読み終え、花村萬月 『眠り猫』(徳間文庫、1990)を読んでいる。ガルシア=マルケス 『落葉 他12篇』(高見英一訳、1947-1955)はあと100ページほどか。