初心女の夏 − 発起人の日記 39 (2006年6月)
6月30日(金) 6月も最後
今年ももう半分過ぎてしまった。テレビドラマ化された本ばかりを読んでとにかくアクセス数向上という戦術は成功したのではないかと思う。しかし、こういう状態が長く続くことはけっして満足すべきものではない。
小泉首相は修学旅行気分でブッシュ大統領といっしょにエルビス・プレスリーの家に行ったようだ。厚生労働省の推計によると老齢人口(65歳以上)比率が世界一となり、年少人口(15歳未満)比率は世界最低となったらしい。なんとなく目についたので記録しておこう。
6月29日(木) コンプライアンス
火曜日は寄り道無しで帰宅したが、水曜日は仕事で遅くなり月例の社外勉強会に合流できたのは懇親会。その後参加者の某氏とビジネスの話をかねて飲みに行く。本日はトラブル処理に追われ、嫌なこともいろいろあって自棄酒だあと飲みに行く。
こんなことは会社では言えないが、この過剰な「コンプライアンス」というやつなんとかならんのか。もちろん法令順守は当然だが、関連の事務処理量が膨大なのである。アメリカのように殺伐として、医者と弁護士そしてもちろん投資家というか資本家のみが幅を利かせる世の中に変貌しつつある日本での中間管理職はますます仕事が忙しくなるのである。
6月26日(月) 梅雨の月曜日
折原一(おりはら・いち、1951-)の『灰色の仮面』(1990、講談社文庫←講談社ノベルス←講談社)はほぼ読了。次はやっぱり有吉佐和子(ありよし・さわこ、1931-84) 『不信のとき』(上)(下)(1968、新潮文庫←新潮社)かな。
しかし、最近読んでいるのはほとんど日本作家の本で海外作家の本は手にしていない。グローバル・スタンダードを目指す当サイトとしてはこれは是正されなければならない問題である。
今朝の東京は雨模様でしかも月曜日。通勤途中で気分が悪くなり途中下車。会社到着は定時のほぼ1分前。ああ、これではまるで貧血症のOLではないか。
6月25日(日) 新規訪問者11万人を突破!/本日の仕込み
5月7日に10万人を突破して以来49日目の今日、当サイトへの新規訪問者数は累計11万人を突破した模様である。49日間で1万人は今までで最短のペース。テレビドラマ原作、とりわけNHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」の原案、津島佑子の『火の山−山猿記』(1998、講談社文庫←講談社)の好調が効いているようだ。
しかし油断大敵、好調に胡坐をかいているわけにはいかない。というわけで本日の本屋さん行きでの仕込みは以下の5点:
1. 齊藤寅(さいとう・しん、?)『世田谷一家殺人事件』(2006、草思社)
→ええっ?「ついに犯人を突きとめた!」ってほんとかよ?あの事件だろ?
2. 安部司(あべ・つかさ、1951-) 『食品の裏側』(2005、東洋経済新報社)
→食品添加物だらけのものを食べさせられているって?
3. 齋藤孝(さいとう・たかし、1960-) 『読書力』(2002、岩波新書)
→うう、この人の本はどういうわけか買う気にならなかったが、まあ一冊ぐらい見てみようかと。しかし「さいとう」という人の漢字はいろいろあってたいへんである。
4. 有吉佐和子(ありよし・さわこ、1931-84) 『不信のとき』(上)(下)(1968、新潮文庫←新潮社)
→7月6日(木)から放映のフジテレビ系連続ドラマ「不信のとき 〜ウーマン・ウォーズ〜」原作って、おい読む時間が無いじゃないか。新潮文庫編集部、対応が遅すぎるぞ〜!フジテレビ、企画がベタすぎるぞ〜!
5. 西尾維新(にしお・いしん、1981-) 『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』(2002、講談社ノベルス)
→ このシリーズの第3作。私は1作目『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 』(2002、講談社ノベルス)を読んで、第2作、『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』(2002、講談社ノベルス)は本の山の中に埋もれている。それなのに3作目購入。
さて、しかし現在主に読んでいる本は折原一(おりはら・いち、1951-)の『灰色の仮面』(1990、講談社文庫←講談社ノベルス←講談社)である。
6月23日(金) フラフラの三日間
21日は某社のOB会に参加、某氏と3次会まで行き泥酔。22日は今日の大阪方面での商談に備えるため会社を午後7時すぎに出て10時半ごろチェックイン。もうろうとした意識で日本対ブラジル戦を見たというか寝ていたというかとにかくテレビはつけていた。結果は4対1で惨敗。日本は決勝トーナメントには進めなかった。商談後再び新幹線に乗って会社には午後5時ごろ到着。午後7時半まで会社にいていろいろ片付ける。午後9時ごろ帰宅・・・というわけで日記は三日ぶり。
その間にもいろいろなことがあったが、本はほとんど読めず、仕事は進行せずというかくだらない雑務をこなしているのみという状況。
6月20日(火) 宙ぶらりん
蒸し暑い日が続く。テポドン2号もサッカーも宙ぶらりんの状況。えーい、どちかにはやく決めてしまえ。仕事上でも同じような状況の課題が山積。
秋月龍a(あきづき・りょうみん、1921-1999)の『道元入門』(1970、講談社現代新書)、連休中から眠る前に数ページずつ読んでいたのをやっと読了。こういう本の感想文はむずかしいなあ。というわけでこれは明日以降に持ち越し。
寝る前の本は計見一雄(けんみ・かずお、1939-)の『統合失調症あるいは精神分裂病』(2004、講談社選書メチエ)にバトンタッチ。
6月19日(月) 対クロアチア戦痛恨のドロー
ワールドカップでは日本はクロアチアと対戦(18日)、0-0で引き分けた。これで日本の予選リーグ突破は非常に困難な状況になった。
こういうことは非常に言いにくい雰囲気が充満しているような気がするが、私は例の「サポーター」という人々の雰囲気にはちょっとついていけないところがある。まあ勝てばいいが、負けるものがいてこそ勝つものもいるのである。負けるが勝ちということもあるではないか。まあこのあたりでやめておこう。奇跡の逆転が起こるかもしれないし、最後まであきらめてはいけない。
私は谷崎潤一郎(たにざき・じゅんいちろう、1886-1965)の『細雪』(1948)に挑戦開始だ。
6月17日(土) 三日間
♪十五、十六、十七と 私の人生つらかった
などという歌があったがとくに大きく変わったこともなく三日間がすぎた。
北朝鮮は大陸弾道弾ミサイル、テポドン2号の発射準備を進めているという。
6月14日(水) 少し落ち着いたか
本日も解決できない問題を抱え込んだままだが、昨日よりは気分がいい。
渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち、1933-)の『愛の流刑地』(2006、幻冬舎)も読了。阪神も楽天に勝利。さて次は何を読むか。
6月13日(火) イライラつのる火曜日
Wカップ日本対豪州戦は3-1でまさかの逆転負け。本日の阪神vs楽天ではまさかのさよなら負けで阪神は再び首位転落。日銀の福井総裁が総裁就任前に村上ファンドに一千万円投資していていまだに保有していたという事実が判明。いったいいくら含み益があるのか。
KDDIのインターネット接続サービスDIONの顧客情報約400万人分が流出。内部犯行か協力者がいたか?
さて私は単純ミスだが信用失墜の可能性のある事故の後始末1件(シンドラーじゃないよ!)、人事上のトラブル1件、私的な問題1件。いずれも解決せず。明日以降に持ち越しだ。昼食も取れず、会社と家との間を1.5往復。
えーい、矢でも鉄砲でも持って来い!渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち、1933-)の『愛の流刑地』(2006、幻冬舎)はまもなく読了だあ。
6月12日(月) 日本対オーストラリアも大事だが・・・
この日記を書いているのはWカップ日本対オーストラリア戦のハーフタイム。日本が1対0でリード。しかし正直言って私はどちらが勝とうが、それどころではない状態なのである。いろいろと悩むことが山積していて、まあ日本が勝つにこしたことはないが、それが私の現在の問題の解決にはならないからである。ゆっくり液晶テレビで観戦したいのだが、そんな気分にはなれない。
6月11日(日) 進展のない日曜日
今日は一日中雨だった関東地方。野球ではタイガースが再び首位に立った。私は疲れが取れず今日もほぼ寝たきり状態。読書(渡辺淳一先生の大作)もほとんど進まず。
6月10日(土) いつものような土曜日
サッカーではW杯ドイツ大会が開幕。
野球ではタイガースは中日に0.5ゲーム差の2位。巨人は3位だがタイガースに0.5ゲーム差。
関東地方も昨日から梅雨入り。
私はさまざまな義務と責任を果たし、疲れ果てて眠る。起きている間は本を読む。
6月8日(木) 感想文公開できず
いろいろあって、佐藤雅美(さとう・まさよし、1941-)の『恵比寿屋喜兵衛手控え』(1993、講談社文庫←講談社)の感想文は一行も書けないまま、渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち、1933-)の『愛の流刑地』(2006、幻冬舎)を読み始める。うう、読んでいることも恥ずかしいが、内容はもっと恥ずかしい・・・今のところは。
昨日も早く寝てしまい、本日は某パーティに出席し、帰りは遅くなってしまった。
しかし、わがタイガースは本日首位を奪回。いずれにしろ巨人・中日との三つ巴の戦いが続く。
6月6日(火) 6の三つ揃い
ああ今日は2006年の6月6日で6が三つ揃った。だから大当たりというわけにはいかないのが人生である。東京は夕方から雨。
堀江・村上と時代の寵児たちが逮捕されたのを見ていると、おまえらやってることは連綿とこの国で続いてきたわるだくみの談合そのものじゃないかという気がする。年が若いというだけで新しいビジネスを生むというわけにはいかないのである。
二人とも今度はテレビの時代劇で薄暗い行灯のもとで、「堀江衛門、お主も悪よのお!」「村上様こそ、なにしろ私の師匠でございますから。世の中金がすべてと教えてくださったのは世彰さま」「お主はそれを昔から知っておったわ!」などと米などを買い占める陰謀をめぐらせているドラマにでも出たら最高におもしろいのに?
佐藤雅美(さとう・まさよし、1941-)の『恵比寿屋喜兵衛手控え』(1993、講談社文庫←講談社)は読了。さて次は何を読もうか。
6月5日(月) 大阪へ
朝会社に行くと、新大阪への往復チケットが机の上にある。某取引先へ行ってこいという社長命令である。定例会議をこなしただけで、往復で9時間ぐらいもかかるその某社へ。おまけに東海道新幹線は小田原駅での信号故障とかで遅れている。サラリーマンはたいへんなのである。
大阪は東京と違って30度を超えるかという暑さ。消耗させる一日であった。
畠山鈴香容疑者は死体遺棄容疑で逮捕された。村上世彰容疑者は証券取引法違反の疑いで逮捕された。両者になんの関係も無いが、どちらもマスメディアを使い、マスメディアも期待していた一種のメディアとの共謀関係があったのではないか。つまり世間の一般的な気分との共謀関係である。
6月4日(日) 秋田県藤里町での小学生殺人事件など
今日は3月4日以来92日ぶりに床屋へ行った。
床屋で順番を待っている間に最近の週刊誌を見ていると、秋田県藤里町で小学1年生が5月17日に行方不明になり翌18日に絞殺体で発見された事件についていろいろ書かれている。4月9日行方不明、翌10日に水死体で発見され、事故としていったんは処理されていた近所に住む小学4年生の女の子の母親が容疑者扱いされているというのである。もちろん実名報道である。
どうやら本日秋田県警が任意同行・家宅捜索→死体遺棄容疑で逮捕状請求となった「近所の無職女性」(33)というのが、週刊誌に出ていた「水死」した「母親」と同一人物であるようだ。
まだ真相はわからないが、テレビ報道の腰が引けているような気がする。画面もボカシだらけで目がわるくなりそうだ。
その代わりではないだろうが、いろいろなところに監視カメラが勝手に設置されていて、パチンコ店が設置した監視カメラが、逃走した牛の姿を捕らえていたりする。それをテレビ局が提供を受けて放送したりしているようでは監視カメラの野放図な拡大に批判的報道はできまい。
阪神タイガースはソフトバンクに敗北、ジャイアンツは西武にサヨナラ勝ちでタイガースはジャイアンツに首位を奪回された。もちろん一時のことではあるが、気分はいいものではない。
今日が天安門事件17周年であることも書いておこう。
6月3日(土) 阪神タイガース、村上ファンドから逃れる
1日の日記で触れた違法駐車の確認業務の「民間」委託のためか本日の本屋行きでは路上駐車がほとんど消えうせていたのに驚いた。あれだけあった車はどこに消えたのだろうか?私の行ったところだけの、あるいは一時的な現象かもしれないが、不要不急の車の利用がこんなにも多いということか?(私は駐車場にとめています。2時間で千円。)
世間ではサッカーワールドカップが近づいていろいろと盛り上がりつつあるようだが、私はあいかわらずプロ野球を見ている。本日の対ソフトバンク戦では眠くなって途中で見るのをやめたが、最後にはやはりタイガースは勝利している。
阪神株を大量保有した村上ファンドが証券取引法違反の疑いで捜査されているという報道があり、そのことが影響してか村上ファンドが阪急による阪神TOBに応じる方針を決めたという。阪急による阪神経営統合は確実な状況となった。村上世彰氏(いちおうつけておこう)は元通産官僚でM&A法制の整備にかかわっていたというから法の不備や抜け穴を知り尽くしているのである。報道によるとニッポン放送株を大量取得したあと、ホリエモンを焚き付けあのフジテレビとのバトルを引き起こし、その間のドサクサに高値で売り抜けた行為がインサイダー取引の疑いがあるとされているようだ。
私としては阪神が勝っていればうれしいので(負けていても応援しているが)、出資者がどうなろうがかまわないのであるが、名前が変わったり、チームの運営に経営陣が過剰介入するようなことがあれば困るのである。ましてやそれが村上氏のような人物であればなおさらである。
6月2日(金) 空っぽ
今日は私用で会社は休み。
と、一行書いたが、あとは全然何も出てこない。こんな日は寝るに限る。
6月1日(木) ご理解ご協力?
違法駐車の確認業務の「民間」委託が今日から始まったという。そんなに警察が忙しいのか、仕事の効率が悪いのかは私にはわからない。
違法駐車の次は喫煙者が水鉄砲を持った「民間」監視員により取り締まられるなどということも冗談ではなくありそうである。「喫煙テロリスト」などと呼ばれて追いかけられるなどということは十年前だと質の悪いSFにもなかっただろうが、現実はいつそうなってもおかしくない。
「ご理解ご協力をお願いします」と言ったり表示したりすればなんでも許されると思ってないか?少なくとも私は理解はしていないが、「協力」しないとつかまったり罰金を課せられるから従っているだけである。
しかし普通そういう場合は「協力」とは言わない。強制なのである。
かと言って反抗するつもりも(と言ってもできないのだが)なく、ただ漫然と事態の推移を見守るのみなのである。