ガセと共に去りぬ − 発起人の日記 37 (2006年4月)
4月30日(日) 4月も終わり
最近は毎週は行けなくて2週間に一度になっている本屋行き。本日は8冊購入。
カレンダー通り明日、明後日は出勤予定。電車がすくのがせめてもの慰めか。
4月29日(土) 特記事項ありません
山本一力(やまもと・いちりき、1948-)『背負い富士』(2006、文藝春秋)を読書開始。その他特記事項無し。以上。
4月27日(木) 東京タワーを眺めながら
といきたいところだが、本日の某氏の送別会、地上39階で行われたのにもかかわらず、ちょうど私の席は壁が邪魔をして東京タワーは見えなかった。保釈されたホリエモンが住んでいた六本木ヒルズはバッチリ見えたのだが・・・。
すでに午前2時20分。昨日書きかけた木村敏『時間と自己』(1982、中公新書)の感想文の公開もまた先延ばしだ。世間はゴールデンウィークとかで浮かれているようだが、私はせいぜい本を読むぐらいだ。仕事も山積み。
4月25日(火) 言葉の容量
今日は会議こそ少なかったが、つまらないトラブル処理に忙殺された一日だった。夕方からは半蔵門でミーティング。相手が英米人だったので会話は英語だったが、ひさしぶりにしゃべるとなかなか出てこない。的確な表現ができない。
私の語学容量は限られているので、日本語が9割入っているとあと英語のためには1割しか残っていない。英語がうまくなると日本語が下手になり、逆もまた真なり、というのが私の経験的法則である。もちろんそうでない人はたくさんいるのだが、CNNの同時通訳などを聞いていると日本語4割、英語6割みたいな感じの人も多いのでこの法則が当てはまる人もたくさんいると思う。
4月24日(月) 席を暖める暇も無い一日
とにかく今日も朝から晩まで忙しい一日だった。デスクについていた記憶が無いほどである。でもとにかく一日が過ぎ、明日が(といってももう今日だが)が始まる。
眠いので寝る。現在午前00:50.
4月22日(土) 寝たきり
本日はほとんど寝たきり生活。明日はやり残した仕事のため日曜出勤(!)の必要がありそうだ。
4月21日(金) 眠い
本日も会議そして飲み会。するべき仕事は貯まっていくが処理が追いつかない。仕事は本来処理すべきものではないのだが。感想文もアップできず。しかしやっと週末にたどり着いた。もう寝る。現在午前1:10。
4月20日(木) ジャガイモ焼酎
昨日は岐阜へ出張、戻る予定はなかったのに会社へ戻り帰宅は午後11時を過ぎていた。風呂も入らず寝て、今日は05:40起床、08:00からの会議に出席。私から見ると意味不明の仕事に一日中没頭、午後7時前に会社を出て、恒例の社外勉強会で飯田橋へ。うーむ、はじめてジャガイモ焼酎というのを飲んだ。帰宅は21日00:30過ぎ。風呂に入って、現在01:40。眠い。感想文も書けないがこれは致し方ない。
4月18日(火) 三日ぶりの日記
三日連続で感想文を公開したので、日記は久しぶり。実は今日も竹内一郎『人は見た目が9割』(2005、新潮新書)を読了したのだが、仕事に疲れたので、感想文は明日以降の公開とする。今読んでいるのは木村敏『時間と自己』(1982、中公新書)。
仕事のほうはさっぱり調子が出ないが、明日は岐阜に日帰り出張だ。睡眠回復と読書三昧の時間をすごせて幸せ。ちょっとJRを利用するのは憂鬱だが・・・。
4月14日(金) JRを叱る!
本日は2時間ほどのミーティングのため大阪方面へ午後から出張。JR東日本がやっている「えきネット」というネットで予約・購入ができるシステムを利用して新幹線に乗ったのはお昼ごろ。帰りのチケットは予約しながら受けとっていなかった。
帰りはギリギリとは言っても10分前ごろに到着。ところが帰りの京都駅にはこのチケット受け取りの機械が無い!いろいろ聞いていると結局この「えきネット」という素晴らしい「サービス」は、忙しいサラリーマン用だと思われるこの「サービス」は最初からJR東日本管内の駅で帰りのチケットも受け取っておかなければならなかったのである!
結局帰りに予約した便には乗れず、しかも「今回は特別です」とか恩着せがましく(電話で)言われ、本来なら指定券代は全額戻らないが7割は戻して下さるそうである。重ねてすばらしい!!
おいっ!JR東日本!スイカとかで浮かれてるんじゃないよっ!それからJR西日本も互換性の無いシステムを作って垣根を作ってるんじゃないっ!旧国鉄時代の債務30兆円を棚上げにして「優良企業でございます」という顔をしているが、地域独占を背景にした「囲い込み」しかできないその体質で民間企業づらをしてるんじゃないっ!
4月13日(木) 水を飲む
いやほんとに今日も何も書くべきことがない。新聞のコラムニストとかはほんとうにたいへんだね。さすがプロ。できばえはいろいろあるが、毎日何か意味のある(らしい)ことを書き続けるなんてね。
最近はダイエットではなく水太りを目指して、ペットボトルの水を1日1本(500cc)は飲むようにしている。肌が乾燥しているような気もするのである。別に乾燥していてもいいのだが、生物は水から生まれたのであり、私も水物なのである。
4月12日(水) 早寝する
1日経過しても何も書くべきことがない。ほんとうに今日は早寝する。
4月11日(火) 雌伏のとき
雨が夜になって激しさを増している。仕事は今は傷を癒し次に備える時期である。世の中には特に私の興味を引くニュースはない。携帯やらテレビやら無数の電波と光と騒音が飛び交い、コンクリートとガラスと金属と化学物質でできているこの大都会で私は私の世界に沈潜するのである。
というわけでというと誤解を招くが、読書は澁澤龍彦(しぶさわ・たつひこ、1928-1987)の『エロスの解剖』(1965、河出文庫←桃源社)。
4月9日(日) 金本の偉業を称える
午前4時ごろまではパソコンの前で意識を保っていたが、その後あえなくいつものつっぷし寝、午前7時ごろ寝室に移動し、本格的に睡眠、午後3時前に起床。阪神の試合をテレビで見た。全イニング出場連続試合世界記録(904試合)を達成した金本外野手の偉業を称え、勝利を祝う。
結局午後6時頃に公開した「今週のアクセスTop10」(2006/04/09)では、NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」が放送開始され、その「原案」である津島佑子の『火の山−山猿記』(1998)が圧倒的な強さで首位となった。
昨日の出張のせいで睡眠不足は回復していない。早く寝ることにしよう。
4月8日(土) 福岡へ
7日夕刻から8日夕刻まで福岡で宴会を兼ねた会議。家に帰り着いたのは午後11時を過ぎていた。土曜日なのに会議やるな!と思うが、社員である限り仕方が無い。飛行機の中では加納朋子(かのう・ともこ、1966-)の『てるてる あした』(2005、幻冬舎)を読もうとするが眠気で進まない。そうなのだ、私はだいたい土曜日は12時間眠るように身体ができているのだ。
4月6日(木) 富士山麓
あー疲れた。無反応な新入社員を前に熱弁をふるう自分がバカみたいだった。まあ私の話が高尚すぎたために新入社員たちの理解力を超えていたという点は私の反省材料ではある。まあいわゆる「すべった」のである。
しかしそんなことはどうでもいい。研修が行われたのは富士山麓の河口湖。天気は快晴、桜もこれから満開に向かうところ。最高の風景を堪能した。
会社に戻るとすでに午後4時半。あまり仕事に取り組む気も起きず、3時間ほど雑用を片付けて帰宅。
加納朋子(かのう・ともこ、1966-)の『ささら さや』(2001、幻冬舎文庫←幻冬舎)は読了、この姉妹編にあたる『てるてる あした』(2005、幻冬舎)に突入だ。
4月5日(水) 新入社員に告ぐ!
4月は新入社員という種族が日本の多くの会社に現れる。会社の人事部などは鋳型に入れて成形しようとするのだが、その鋳型が古びていたり崩壊していたりする場合が多い。また会社は全員にではないが一部には鋳型を破壊するような人間を求めているものでもある。しかしそもそも「社員」などというものになっている人間にそのような人材を求めるのはかなり難しいのである。なってしまったからには身体に気をつけて、会社などというものに汚染されないようにやっていくのが一番だろう。
などというようなことを私は明日の新入社員研修の持ち時間2.5時間の中で話したいのだが話せないのでここに書いておく。新入社員よ!一日でも早く社員でなくなるよう努力せよ!優れた社員は人間の尊厳を捨てたヌケガラである。
しかし他方で今までのところ日本社会では少なくとも、社員がいない経済というものを想定することは難しい。経済なきところに人間の尊厳もあったものではない。
うーむ。私も新入社員諸君にも解決不能のディレンマであるからこれ以上考えるのはよそう。
4月3日(月) おい、そんなこといちいち聞きに来るな!
自分のことは棚に上げて言うと、考えない人間があまりにも増えているような気がする。さらに言うと考えてわかっていても変革するということは一般に損なので自ら行動せず、判断をしない、あるいは他に転嫁する人間も増えているように思う。しかも私よりずっと若いくせにである。そのように感じさせることが今日2、3件あった。
「今週のアクセスTop10」(2006/04/02)はジム・ギャリソンの『JFK −ケネディ暗殺犯を追え−』(1988)が突然の首位。ビートたけしのスペシャル番組のせいであろう。前回2004年9月26日付けで1位になったときはNHK-BSで映画が放送されたためであった。
読書は絲山秋子(いとやま・あきこ、1966-)の芥川賞受賞作、『沖で待つ』(2006、文藝春秋)をやっと読了。テレビドラマ「てるてる、あした」の原作の一冊、加納朋子(かのう・ともこ、1966-)の『ささら さや』(2001、幻冬舎文庫←幻冬舎)に取り掛かる。
4月1日(土) 春
いつの間にか4月である。桜も満開、プロ野球も開幕(タイガースは2連敗というスタートだが)、春である。
しかし私のほうはまったく調子が出ない。危機である。どうやってこの状況から脱するか簡単に見えないから危機なのである。自分の力でどうにもならないところが大きいから危機なのである。
しかしそういう場合はジタバタしないで本でも読むしかないのである。