酢入り小説 − 発起人の日記 36 (2006年3月)

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3月31日(金) 次を考える

 民主党執行部は総退陣!などということとはかかわりなく、私は送別会に出席。非公式なもので、会社の役員は出席しなかった。私もそろそろこの会社のやり口には嫌気がさしてきた。私の嫌気と(おそらく)外部からの会社改革圧力のどちらが早いかで私の身の振り方も決まるだろう。

 読書は副島隆彦(そえじま・たかひこ、1953-)の『英文法の謎を解く』(1995、ちくま新書)


3月30日(木) 花冷え

 仕事はあまり手につかず、定時が来ると歯医者へ行った。ショッキングな事実を聞いたために私の心は乱れているのである。それが何であるかはここでは書けないが、それについて私ができることが何もないのも悲しいことである。

 帰り道は花冷えというのか寒く、強い風が吹き荒れていた。


3月29日(水) 飲み会の幹事/ダウン/復活

 27日は社長を含めた勉強会で幹事が回ってきたため、いろいろ準備に忙殺され、勉強会のあとの飲み会も仕切らねばならなかった。飲み会終了後2次会、3次会とお付き合いしたため、帰りは遅くなり、28日は出勤不能状態に陥り、一日中家で寝ていた。

 本日もまた飲み会(これは送別会)で2次会のカラオケまで付き合い、当然のことながら"Brown Sugar"を歌い、今戻ってきたところ。飲んでばかりいるわけにもいかず会社では組織・人事問題に取り組み、夏目漱石も読まねばならず、私・発起人の体力は限界に近づいているが、なんとかやっていくしかないのである。


3月26日(日) ストーンズなど

 24日は午前中会社に出て打合せなどに出席、お昼ごろいったん家へ戻り、ローリング・ストーンズのコンサートに東京ドームへ。実質約2時間の演奏、観客を飽きさせない演出と迫力は世界最高級だろう。ミック・ジャガーが「つぎぃはしんきょくでぇえす」などと下手な日本語をしゃべるのも、幅広いファン層を意識した選曲も、大掛かりなステージの仕掛けもすばらしい。値段は高いがそれだけの価値はある。ミック・ジャガーがステージを全力疾走で往復、「おい、無理するなよ」と声をかけたくなった。警備員の配置、ステージの作り方が観客とストーンズにかなり距離を置くようになっているのは少々不満ではあった。ストーンズはほとんど昔の曲を演奏しているのに完璧に管理された商品として観客には提示されていたといえる。

 25日はストーンズの迫力のためか午後2時まで熟睡。感想文をアップしたりしながら余韻に浸る。

 今日は所用のため午前中渋谷へ。帰宅後は、夏目漱石『二百十日・野分』(1908、新潮文庫)を読む。

 「今週のアクセスTop10」(2006/03/26)は、久しぶりに椎名誠の『春画』(2001)が首位になった。原作の感想文を公開したテレビドラマのほとんどが放送終了となり、浮かび上がってきた感じである。ところで4月から始まるNHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」の「原案」である津島佑子の『火の山−山猿記』(1998)では富士山が重要な背景として描かれているが、ドラマでは舞台は愛知県・岡崎市になるらしい。


3月23日(木) スケープゴートか?

 今日も午前中に荏原へ。午後はその件が気になって仕事が手につかず。細かい案件を片付けながら、気もそぞろで予約していた歯医者はキャンセル。明日の早朝に本件の社長への報告。それまで一言も指示らしいものをしなかった役員連中はこの件で私をスケープゴートに仕立てる可能性があるが、私には私の身を守る義務がある。


3月22日(水) めまぐるしい一日

 現在午前2時45分。もちろんすでに23日である。福岡へ飛び、午後1時からの会議に参加、2時半には福岡空港へ向かい、羽田には5時ごろ到着。5時半会社に帰着。7時ごろ会社を出、急用のため荏原へ。9時ごろ飯田橋へ。これは月例の社外勉強会。飯田橋で飲んだ後、新宿で2次会という忙しい一日だった。

 津島佑子の『火の山−山猿記』(1998、講談社文庫←講談社)は読了。福岡へ向かう飛行機の中で、中島義道『私の嫌いな10の人びと』(2006、新潮社)も読了。感想文は明日以降に公開予定。乞うご期待。


3月21日(火) 時間に追われて

 午前10時起床。ああ、よく寝た。

 WBCでは日本がキューバを破って初代チャンピオンに、東京では桜の開花宣言とおめでたいニュースが続いたが私は時間に追われている。土日に行けなかった本屋行きで4冊購入。

 しかしとにかく津島佑子の『火の山−山猿記』(1998、講談社文庫←講談社)を読み終えなければならない。明日の出張(福岡)での発言も考えなければならない。たまりにたまった企画・管理等々の仕事も進めなければならない。でも今日も早く寝たい。なにしろ24日には世界最強のロック・バンド、ストーンズ公演に行くのだ。相手は六十を過ぎているが「世界最強」というからにはこちらもそれなりの構えで臨む必要がある。


3月20日(月) 高崎

 今日休めば4連休だったんだと今頃気づいてもあとの祭り。それどころか、今日は上越新幹線に乗って高崎郊外で商談。出発したのが午前11時半ごろ、会社に戻ったのが午後5時ごろで会社でも律儀に2時間ちょっと仕事を片付けたのである。

 さすが上州名物というだけあって空っ風が吹き荒れていたが、先方との仕事(トラブル)はなんとか火消しに成功したのではないかと思う。

 今日は思いっきり早く寝ることにする。(とは言ってもすでに午後10時前だが)


3月19日(日) もろもろ

 いつもは午前4時台には公開される「今週のアクセスTop10」(2006/03/19)だが、今日は12時間ほど遅れた。首位になったのは、マイクル・クライトン『ロスト・ワールド −ジュラシック・パーク 2』(1995)。なぜ首位になったのかはよくわからないが、このところ毎週首位が変動するのは目先が変わっていいことである。

 野球ではWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の準決勝で日本が韓国を破り、決勝でキューバと対戦することになった。

 すでに3月もあと10日ばかりになろうとしているのに、まだ1冊も感想文を公開していないというこの体たらく。仕事(含む飲み会)を減らすか、睡眠時間をさらに減らすか。


3月18日(土) 仕事が溜まる

 すでに19日の午前1時50分。今日は体調が悪くてほとんど寝ていた。しかし寝ていると片付けなくてはいけない仕事が公私ともどもたまってくるのである。


3月16日(木) 春の嵐

 東京は夕刻から雨が降り出し、「春の嵐」が吹き荒れている。私は午後10時ごろ帰宅。今日は社長を前にした説明会があり、いろいろ突っ込まれる。しかしそんなことをいちいち気にはしていられないのである。

 読書は進まず、これではサラリーマン愚痴日記ではないか。反省。


3月15日(水) 会議に明け暮れた水曜日

 本日は朝から定例の全社部長会。午後は方針発表会&業績表彰会→懇親会→カラオケといういつもどおりのコースをたどった、というわけで私は眠い。おやすみなさい。


3月14日(火) 大阪再び

 予定通り4時半起床。11時の大阪郊外でのわずか1時間のミーティングに出席。大阪駅ダイマルのレストラン街で同僚たちと昼食をしたため、まっすぐ帰京。会社へ直行し、締め切りがある仕事を二つ、三つ片付ける。帰宅は午後10時半。行き帰りの新幹線の中ではほぼ爆睡状態。仕事のための仕事、そして無意味な仕事を減らさなければ身が持たない。


3月13日(月) 起床まであと2時間20分

 本日は歓迎会→カラオケで帰宅は午前0時すぎ。しかも明日は午前の大阪でのミーティングのため4時半起きの予定。商談後東京へ戻らなければならず、つまらない会議・打ち合わせが控えている。パソコンの調子がおかしくてすでに午前2時10分。ああもうこの日記はアップロードできない。新幹線で睡眠時間を補うしかないな。


3月12日(日) 7時間で3食

 そして目が覚めると午後1時半だった!とは言っても寝たのが午前5時であるから睡眠時間は8時間半。いつもの土曜の夜のように「今週のアクセスTop10」(2006/03/12)を作成していたためである。日本の読書界の重要な指標として注目されているこのTop10、今週は順当に放送と融合して真保裕一の『繋がれた明日』(2003, 朝日文庫←朝日新聞社)が首位となった。

 午後2時に朝食、午後3時に昼食のあといつもなら30分で到着する本屋へ。今日は時間帯のせいか渋滞が激しく到着まで1時間20分もかかった。4冊購入。家に戻り、午後8時ごろから夕食プラスデザートに「モンブラン・タルト」。つまり今日はわずか7時間ほどの間に全食料を体内に摂取したことになる。このような食事の仕方はどう考えても体にいいとは思えないが、まあこういうときもある。


3月11日(土) 熟睡・寄付もした土曜日

 そして目が覚めると午後2時だった!あー、よく寝た。昼食と朝食をいっしょにたいらげ、昨年12月25日以来の床屋行き。

 さっぱりしたところで床屋の近くの駅前でタバコを吸っていると近所の小学校の先生たちが教育基本法改悪反対の署名活動をしている。悲愴な面持ちで「教え子を再び戦場に送るな!」などといささか古いスローガンを叫んでいる。私の住所・氏名などを書いても力にはならないだろう。でもこういう運動をするにはなにかと金がかかるだろう。缶コーヒーでも飲んでくださいと思いながら、「署名はできませんが」と言い寄付を渡し、さっとその場を離れる。自分では何もせず、免罪符を購うようなものである。単なる自己満足である。すいま千円!

 家では津島佑子の『火の山−山猿記』(1998、講談社文庫←講談社)を読み続ける。やっと下巻に突入。


3月10日(金) 猛烈に眠い

 仕事のことは書きたくない。読書は全然進んでない。このサイトのこともLDも下記秋田、アイミーン書き飽きた。変換駄洒落もつまらない・・・などとラップ調をまねてみてもだめだなあ。

 ただひとつ言えるのはまだ10時半にもなっていないのに猛烈に眠いということだけである。

 一日中雨模様だった今日の東京地方だが、「春雨じゃ濡れてゆこう」程度で暖かかった。この雨がコンクリートに塗り固められた大地にも降り注ぎ春が準備を進めているのである・・・とここで意識を失い、気がつくと午前1時である。

 今から本格的に寝る。


3月9日(木) 春眠暁を覚えず

 比較的ぼーっとしていた一日。昼休みには定期券を買いに行く余裕があった。午前に会議1件、午後に来客1件。生暖かい春の空気がこの都会にも滲み出してきているらしい。花粉症とは無縁の私だが、春眠暁を覚えずは実感。主な読書時間であるべき通勤時も居眠りをしていることが多い。

 平日の平均睡眠時間は5時間だが、土日は12時間で週間では49時間、1日平均7時間は確保している計算になるが、やはりこの季節、7時間では足りないのだろうか。あるいはこのような不規則な睡眠がいけないのだろうか。


3月8日(水) 荒涼たる風景

 今日は激雑務の合間を縫って午後から有明にある国際展示場に行った。目当ての公演を聴き終わり、「純喫茶友の会」のメンバーでもある某氏と展示ブースを少し見て回った。

 この国際展示場ははじめてではないが、どうも好きになれない。建物が鋭角的で見通しが効かず人をやたらと歩かせる(「動く歩道」もついているが)、疲れる造りをしている。人間的な曲線がこの建物には無いのである。

 帰りは八重洲口行きの都営バスに乗った。この広大な埋立地には最近ガラスと鋼鉄(アルミ?)でできた高層建築物がだいぶ増えてきている。しかしまだほとんどが空地であり、荒涼たる風景が広がっている。人が散歩できるような場所が無いのである。

 会社へ呼び戻され、打合せ、メール処理などで会社を出たのは8時15分ごろか。


3月7日(火) 大阪へ日帰り出張

などしている場合ではないのだが、行ってきた。先方は2社。商談の中身はどちらも前向きな話では無いため消耗度合いが激しいのである。大阪駅前を歩いていると沈み行く夕陽がビルの角に遮られて四分の三の円に見えた。大きなまぶしい円グラフだ。家を出たのは午前7時すぎ。家へ戻ったのは午後11時。


3月6日(月) 仕事の話はしたくない月曜日

 というわけで私は東京駅から中央線に乗り(始発駅なので座れるのである)、数ページの読書で眠くなりうとうとしていた。ああ、至福のひとときである。ところが、私の前に立ったまだ三十前後の男が新聞を読み始めた。まあそれは別にかまわない。ところがこの男、新聞(日刊紙の朝刊である)を縦に四つ折りにし、記事を読み終わると、パンパンッ!と大きな音を立てて紙面を打ち合わせるのである。このパンパンッ!カサカサ!という音、やって見るとわかるが、意外に大きな音がする。

 うるさいやつだと思ったが、まあいいかと私はまたまどろみはじめたところ、またこの男パンパンッ!パンパンッ!と新聞を打ち合わせているのである。しかもさっき見たときと同じページではないか!(紙面の下のほうにある雑誌の広告でわかるのである。)

 なんだおまえは電車の中で疲れて帰路につくサラリーマンの目の前で新聞で音を立てるのを趣味にしているのか、それは兄ちゃん、あんまりいい趣味とは言えないな、ああ?と私は立ち上がり男と向かい合った。そしてしばらくじっとしたあと、私の席に別のサラリーマンが滑り込むようにして腰を降ろし、この新聞男にもはや座る場所が無いのを確認したあと、悠然と電車を降りたのである。あっはっは、まいったか。


3月5日(日) 仕事もした日曜日

 私は土日はまったく仕事をしないという主義を貫いてきたのだが、本日はどうしても明日の朝8時半(!)開始という会議の資料を作成する必要があったので、このパソコンで仕事をした。いろいろ考えてもいいアイデアはでないな。最初から私が言うとおりにやっておけばこんな破目に陥らなくてすんだのに・・・。

 そして7日の日帰り大阪出張の手配。うう、どう組んでも飛行機より新幹線のほうが速い。昔は出張の手配など本人がやらなくても済んだのに最近は自分でネットで手配するのが当たり前になってきている。便利だが疲れる。ああ、またあの歯医者にキャンセルの電話を入れなきゃ・・・。

 さて、「今週のアクセスTop10」(2006/03/05)では、どういうわけか中島義道『孤独について −生きるのが困難な人々へ』(1998、文春新書)がトップになった。どうやらある掲示板でこの感想文にリンクが貼られたためらしいが、それぐらいで1位になるとは、当サイトの底の浅さが暴露されたともいえる。


3月4日(土) 寝たきりの土曜日

 失われた睡眠時間を回復することに専心した一日であった。つまり食事時間以外は寝たきり状態であった。これでは持ち帰りの仕事もできないし、床屋にも行けない。ましてや読書も進まない。これもすべて会社での仕事の生産性が低いからである。細かい仕事はやめて、一発狙いで行くことにするか。そもそもそれが私のスタイルであったはずだ。決めた、そうしよう。


3月3日(金) ひな祭り

 今日はひな祭りだが、それとは無関係に仕事に邁進した一日であった。そのほとんどが不愉快な仕事であり、一部は週末に持ち帰りという不甲斐ない状態に陥ってしまった。もっと本が読みたいなと思いつつ、すでに4日午前1時を過ぎて日記を書いている。


3月2日(木) 偽メール事件で誰が得をしたのか

 いわゆる偽メール事件で民主党はガセネタを掴まされ、政治的に完敗を喫した。こういうわき道にそれていてはライブドア問題の真相は明らかにならないだろう。粉飾決算や風説の流布でライブドアや旧経営陣を捜査していると東京地検特捜部は発表しているが、いったいその元のお金はどこから来たのか?すべて証券取引法違反行為やギリギリのところをねらったホリエモンなどの悪知恵だけでただのウェブ製作会社がフジテレビを狙うほどに成長したとは考えにくいのである。

 真相は明らかにならないままに特異なキャラクターが引き起こした経済事件で終わってしまうのだろうか?今のままではそうなる可能性が高いように思う。


3月1日(水) 3月突入

 あっという間に3月突入だ。会社では勤労意欲を減退させ、やり場のない憤りを増大させる事件があった。土砂降りの雨の中、どこにも雨宿りせずにまっすぐ家に帰った。

 このサイトの定例更新作業を今やっと終了。肩が凝る!現在2日午前0時半。


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