巧妙な辻 − 発起人の日記 34 (2006年1月)

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1月30日(月) シェイクスピア/ライブドア/仕事

 やっとシェイクスピア(1564-1616)の『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』(新潮文庫)を読了。感想は明日以降か。

 ライブドア事件は、次第にこの企業の闇の部分が報道されはじめている。どこまで斬りこめるか。

 仕事は相変わらず苦戦しているがなんとかなるだろう。会議、打合せ、面接、人事評価、組織改変手続など本日はほとんど内向きの仕事が多かった。


1月29日(日) 本屋行きなど

 今日は2週間ぶりの本屋行き、しかしあまり私の触感を刺激する本がなかった。なのに「テレビ」とか「ドラマ」とかなどという字に反応して、津島佑子 『火の山−山猿記』(1998、講談社文庫←講談社)などを購入。この小説は4月スタートNHK連続テレビ小説「純情きらり」の「原案」である。

 久々にCDショップにも行き、ストーンズの新作、"A Bigger Bang"を購入(未聴)。

 「今週のアクセスTop10」(2006/01/29)で首位を独走した秦建日子 『推理小説』へのアクセス数が、これまでの週間記録だった「今週のアクセスTop10」(2004/02/08)での山崎豊子 『白い巨塔(四)(五)』をほぼ2年ぶりで上回った。新たな飛躍か、テレビの力か。


1月28日(土) 疲れをとる

 本日は疲れをとることに専念した。つまりゴロゴログウグウの一日であった。読書も停滞中である。


1月27日(金) 勉強会

 本日は社長との「勉強会」。ということで基本的に得られたものはほとんどない。アルコールは体内にたっぷり吸収した。


1月26日(木) ケータイでお支払い

 昨日はI部長と飲みに行き、家に帰ってこのパソコンの前で熟睡。本日は「純喫茶友の会」の会員でもあるM氏と新宿へ。はじめて携帯でクレジットというやつを使った。申請が非常に煩雑だったが、実際に使おうとするとお店の人もとまどって、「はじめてのお客様」とわずか8000円ぐらいの支払いに4人ぐらいが出てきて感心していた。携帯電話で支払いというのは本来便利であるべきだが、現実には「面白い」というだけに終わっている。改善を希望する。


1月24日(火) 道化役ホリエモン

 まあ私にはホリエモンがどうなろうと直接関係はない。よしや関係があったとしても私にできることは何もない。このような人物に共感するところがまったくないということだけは確かである。

 というわけでシェイクスピアでも読んでいたほうがよっぽど豊かな気分になれる。ホリエモンも今の千倍ぐらいの言語能力があれば、シェイクスピアの脇役で登場する欲望剥き出しの道化役ぐらいにはなれるかもしれないが、それも今や小菅拘置所の中では無理だろう。


1月23日(月) ホリエモン逮捕

 ホリエモンはフェアではなかった。規制でがんじがらめの市場を批判することと、その隙間を掻い潜ることは別問題である。つまりずるいのである。既存の経済界や政治がずるいのと同じようにずるいのである。だからホリエモンを新世代のヒーローのように見るのは間違っている。同じ穴の狢である。

 もちろんフェアでないからと言ってすぐ刑事責任を問われるわけではないが、実際に具体的に法律違反の疑いがあるから今回逮捕されたのである。さて、ラスボスがいるのか?それは誰なのか?


1月22日(日) 東京に積雪/1月のバルザック

 東京地方では今年の冬初の本格的な積雪となった。私も家の前の道の除雪をした。というわけで恒例の本屋行きも断念、冬の間じゅう雪に閉じ込めらる北国の人々の気持ちがわずかなりでもわかったような気がする。

 「今週のアクセスTop10」(2006/01/22)では首位の秦建日子『推理小説』(2004)をはじめドラマ原作が上位を占めた。不思議なのは6位に入ったバルザック『ゴリオ爺さん』(1835)である。昨年のほぼ同時期の「今週のアクセスTop10」(2005/01/23)でもこの作品は首位になっている。なぜだろう?

 読書は土居健郎(どい・たけお、1920-)の『精神分析』(1956、講談社学術文庫←共立出版)シェイクスピア(1564-1616)の『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』(新潮文庫)を平行読み。


1月20日(金) 飲み会

 本日は、役員二人と飲み会。疲れた。


1月19日(木) ライブドア元幹部が自殺

 痛ましいことである。明るくスポットライトに彩られて見える六本木ヒルズに象徴される世界のすぐ近くに広大な闇の世界が広がっているということを想像させる。


1月17日(火) ライブドア強制捜査/芥川賞・直木賞は予想的中

 昨日夕刻から証券取引法違反の疑いでライブドア、関係会社などが東京地検の家宅捜索を受けた。さてこれから何が飛び出すか、楽しみである。

 芥川賞は絲山秋子「沖で待つ」(文学界9月号)、直木賞は東野圭吾 『容疑者Xの献身』(2005、文芸春秋)に決まった。なんと私のデタラメ予想が的中してしまった。さっそくこの直木賞受賞作を読み始めるか。ちょうど1991年の直木賞受賞作、芦原すなお『青春デンデケデケデケ』(1991、河出文庫)を読了したところである。


1月15日(日) アクセス数が過去最高レベルに

 「今週のアクセスTop10」(2006/01/15)ではデッドヒートの末、『推理小説』『白夜行』を制した。先週との比較では感想文へのアクセスが51%、訪問者数が92%それぞれ増加して、いずれも過去最高となった模様。

 ドラマプロジェクトで最後まで残っていた有吉佐和子 『出雲の阿国』(1969、中公文庫)も本日読了。さて、次は何を読もうかな。


1月14日(土) ドラマ原作プロジェクトの成否は?

 昨日は日記を書いたところで睡魔に襲われこの屋根裏部屋で寝てしまった。寝室に移って本格的に寝たのは午前2時半。昨日の日記をアップロードしたのは今日の午後。

 今日の東京は雨が降っている。何も変わったことはなく、相変わらず有吉佐和子 『出雲の阿国』(1969、中公文庫)を読んでいる。そういえば、今日から井上靖『氷壁』(1957)原案のドラマ化が放映開始された(見ていないが)。

 来週からは大石英司 『神はサイコロを振らない』(2004)原作のドラマが始まるので、2006新春ドラマ原作プロジェクトの成否もある程度あきらかになるだろう。

 とにかくこのサイトへ来てくれる人の数をまず増やすという当初の目的は達成されるか。


1月13日(金) 13日の金曜日

 13日の金曜日であるというのに、朝は渋谷で社外会議、お昼ごろ会社に戻り、いろいろ雑務をこなしたあと、また渋谷へ。今度は別のところで賀詞交換会という名の飲み会。

 昨日の新規訪問者数が今度は『白夜行』(1999)のドラマ放送開始のためか、10日の記録を更新、過去最高に。


1月12日(木) 純喫茶を守れ!

 今日はしこしこと来期の予算作成などを行いつつ、新商品企画の資料をつくる。

 昼食は某秘密結社「純喫茶友の会」のY氏と蕎麦。この結社は日本から滅びつつある純喫茶を愛する人なら誰でも入会可能である。効率と回転優先、徹底した分業制、同じ店の作りのステバだとか、タリンズだとか、ベロンチェなどというチェーン店の味気なさには飽き飽きした。疲れたサラリーマンたちに憩いの場を!

 しかし、純喫茶は東京都心ではどんどん姿を消しつつある。純喫茶の定義は純文学と同じようになかなか難しいのである。・・・などというようなことを昼食後、純喫茶度B+(発起人評価)ぐらいの喫茶店で話し合ったのである。


1月11日(水) 新規訪問者数の記録更新か

 本日は昼間、業界団体主催の賀詞交換会に出席。いったん会社に戻り、外出、2社でミーティング。ああ疲れた。でも会社で印鑑押してるよりいいな。

 「アンフェア」(原作『推理小説』(2004))放送開始のためか、昨日の新規訪問者数が過去最高を記録した模様。2004年2月5日(木)以来であるからほぼ丸二年ぶりの記録更新である。新春連続ドラマ原作本プロジェクトが成果を収めつつあるのか。


1月10日(火) 「アンフェア」放映開始

 新春ドラマ対応の成否を占う第二弾、「アンフェア」が今日から始まった。原作『推理小説』(2004)へのアクセスはどうなるだろうか。私は土日のドラマは見られても、平日のドラマまで見ていると、いっそう本を読む時間がなくなってしまうので、ドラマの感想文までは書けない。

 ところで有吉佐和子 『出雲の阿国』(1969、中公文庫)のドラマは今週の金曜日から放送開始だが、これは間に合いそうもない。放送開始後の感想文公開ということになりそうである。


1月9日(月) お正月のあとのクリスマス・カロル

 このサイトにもいろいろな人がアクセスしてくれていると推測しているが、小中学生諸君も来てくれているらしい。その証拠に「今週のアクセスTop10」(2006/01/08)の9位にディケンズ『クリスマス・カロル』(1843)がランクインしている。昨年を見てみると、ほぼ同時期の「今週のアクセスTop10」(2005/01/16)では7位にランクインしている。普通この小説に関心を持つとすればクリスマス前後ではないかと思うのだが、お正月の後にアクセスが高まっている。これ、つまり冬休みの読書感想文対策のためだろう。夏休みの後半からヘミングウェイ『老人と海』(1952)のアクセスが増えるのと同様の現象である。この2作がちょうど夏休みと冬休みの感想文定番になっているのだろうか。

 ふむ、こんなのでよかったら参考にしてください。でもできれば自分でも読もうね。


1月8日(日) 白洲正子も放送と融合していた!

 ほとんど連続ドラマ紹介サイトかと見紛うばかりの「今週のアクセスTop10」(2006/01/08)であるが、 白洲正子 『かくれ里』(1971)が接戦を制して首位となった。しかし、なぜ今ごろ 白洲正子なのか、と調べてみると、1月2日、NHKハイビジョンで白洲正子関連番組を放送していたようなのである。ハイビジョンを見られるテレビを持っていない私には関係のない話だったが、やはり現実に番組が放送されると強いのである。

 さて、本日から放送開始された『功名が辻』(1965)はどうなるだろうか?


1月7日(土) 8万人に感謝!

 気がつけば、すでに1月3日ごろ、当サイトへの訪問者数(Distinct Hosts Served)が8万台(人)を突破していた模様。7万台を突破したのが昨年の10月12日だったので、83日間で1万台、1日あたり約120台(人)の新規訪問者ということになる。

 現在読書中の有吉佐和子 『出雲の阿国』(1969、中公文庫)を読み終われば一応新春ドラマ対応プロジェクトは終了する予定であるが、その後は芥川賞・直木賞対応や最近あまり身の入らない「このミス」対応もある程度は必要であろうか。しかし、仕事が忙しく読む絶対量が減っている中、このようないわば「義務的読書」が増えるようになると本末転倒である。アクセス数アップと趣味の読書の両立は難しいのである。


1月6日(金) 初出勤/芥川賞・直木賞予想

 さてようやくインフルエンザの熱は引き、やっとのことで初出勤。とはいってもまだパワーは普段の6割ぐらい。溜まったメールに対応するだけで一日が過ぎてゆく。

 さて、恒例の芥川賞・直木賞予想に今回も取り組んでみよう。候補作は次のとおりである:

【芥川賞】伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(群像12月号)▽絲山秋子「沖で待つ」(文学界9月号)▽佐川光晴「銀色の翼」(同11月号)▽清水博子「vanity」(新潮10月号)▽西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」(群像9月号)▽松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(文学界7月号)

【直木賞】伊坂幸太郎「死神の精度」(文芸春秋)▽荻原浩「あの日にドライブ」(光文社)▽恩田陸「蒲公英(たんぽぽ)草紙」(集英社)▽恒川光太郎「夜市」(角川書店)▽東野圭吾 「容疑者Xの献身」(文芸春秋)▽姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」(同)

 今まで一度もあたったことのない予想であり、今回も読んだことのない作品ばかりである。

 芥川賞は、◎絲山秋子 ○松尾スズキ。∵前者は名前を聞いたことがある、後者は「朝日新聞」で候補になったことがニュースになっていた。(どちらも文学界に掲載されている)

 直木賞は、◎東野圭吾 ○伊坂幸太郎 でどうだ?∵どちらも出版業界への貢献大であり、どちらの候補作品も私は購入済である。(しかもどちらも文藝春秋から出ている)

 選考会は17日だそうである。

 れれっ、ところで前回の受賞作は何だっけ?(答えは昨年7月16日付けの日記に)


1月4日(水) 寝たきり正月

 今日から仕事始めの予定が、昨日から発熱、最高38.3℃まで上がり、医者に行って鼻の奥に細い綿棒のようなものを突っ込まれ(痛いっ!)、A型インフルエンザです、お大事に。熱が下がるまではあまり外に出ないように(感染するから)ということで仕事始めも会社で行く初詣(!)もパスという幸先のいいスタートとなった。(B型には今後感染する可能性があります)

 寝ては起き、水分を補給し、薬を飲み、ご飯を食べ、ときどき有吉佐和子『出雲の阿国』(1969、中公文庫)を読むという寝たきり生活となった。まだ熱は下がらない。それにいったい私はひょっとして節足動物なのではないかと疑うほどの関節痛。しばらくはおとなしくしているしかないのである。


1月2日(月) 寝正月

 これぞ寝正月という正月を送っている。読書は、大石英司(おおいし・えいじ、1961-) 『神はサイコロを振らない』(中公文庫、2004)チャールズ・ディケンズ(1812-1870)『オリバー・ツイスト』(1839)を交互に読んで、おせち料理を食べビールと酒を交互に飲んで、ときどきテレビの「スペシャル」を眺め、後は寝ている。

 やっと年賀状の「返事」を書き終わった。

 おっ、今気がついたが新年になって一歩も外へ出ていないな。明日は初詣にでも行くか。初書店めぐりもしたいな。


1月1日(日) 謹賀新年

 とにかく新しい年が始まった。

 このサイトも足掛け4年目ということになる。あまり大げさな宣言はせず、今のレベルで続けていくことを目標としたい。


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