鍼医・堀田と富士見町の義士団 − 発起人の日記 18 (2004年9月)
9月30日(木) 月末の憂鬱
このサイト、毎月1日には『百人一書』や『百人館』のコーナーを更新している。こちらのほうは最近慣れてきたし、作業としては機械的な入れ替えで済むのである。しかし、この『発起人の日記』の毎月の題名には悩むのである。今年は本の題名をもじってつけている。だが、誰も知らない本を題材にしても仕方が無いので、有名な、話題になっている本を使いたいのだが、これが七転八倒の苦しみである。しかも自分で読んだ、あるいは読むつもりの本を使いたいと思っているので自然と限られてくるのである。
イチローは残り4試合で2安打!(新記録には3安打!)
M1と迫った中日も今月中の優勝はできなかった。
来月はどうしようかな?『怒りの饂飩(うどん)』はどうかな?『風とともに去る者は追わず』とか?『あんなカレーに750円!(高い!)』とか?いっそのこと『伊豆の踊り食い』にしてみたら?・・・とぶつぶつ悩みつつ9月も過ぎ去って行くのである。
9月29日(水) 寝る前には
『薔薇の名前』を読み、通勤時にはアイザック・アシモフ(1920-1992)の『黒後家蜘蛛の会 1』(1974)という本を読んでいる。
アシモフと言えば、今公開中の映画『アイ、ロボット』の原作者。SF作家としてのほうが有名なのだろうが、この本はEQMM(エラリー・クイーン・ミステリ・マガジン)に最初掲載された、純然たるミステリーの短編集である。ノンフィクション分野でもいろいろ本を残した守備範囲の広い作家なのである。
『薔薇の名前』のほうは、これはもう複雑怪奇な道具立てで、寝る前に30分ぐらい読んでも、翌日にはまた前に戻って読まなければ忘れてしまうというほどの重厚な作品である。いつになったら読み終えられるか?
今日(昨日)のイチローは2安打!大リーグ記録まであと5試合で3安打!明日(今日)にも到達の可能性がでてきた。
台風21号は現在大阪付近だと言う。今年8個目の日本上陸。こちらも観測史上の新記録。
9月28日(火) 文学賞について考える
別に考えなくてもいいのだが、芥川賞や直木賞などの文学賞、前から疑問に感じていた点を書いておきたい。それは作家が審査委員になっているということである。もちろん作家は編集部で選んだ最終選考に残った数点から、1点ないし2点を料亭に集まって選び出すのだが、たとえば野球の新人賞を決めるのに、新人以外の選手(あるいはその代表)が投票して決めるだろうか?もしそうなったら、阪神の藤本は同じチームの「ゴールデンルーキー」鳥谷に(たとえ鳥谷が事実とは異なり大活躍をしたとしても)一票を入れるだろうか?プロの世界でそれはありえない。
作家もプロである。選考委員の作家たちは、自分と似ていたり、ジャンル(ポジション)が競合していたり、あるいは生意気にも自分よりいいものを持っているなどと心の奥で感じている作家に一票を投じるだろうか?いくら出版社のふるい落としと後押しがあるにせよ・・・である。
だから第一作目でいきなり芥川賞を取ったりするのである。(金原ひとみとかモブ・ノリオとか・・・)こんなペラペラの短編一編ぐらいじゃ、脅威になりっこないよということであろう。
もともとマーケット的には話題になりにくい芥川賞の場合はそれでいいかもしれないが、直木賞などはこのシステムの欠陥が如実に現れているのではないか。たとえば、前回の京極夏彦や江國香織などは、すでに賞などなくても、選考委員の面々より人気も高い作家である。すでに選考委員たちは負けつつある作家たちである。だから直木賞の場合は、すでに新人の登竜門では無く、選考委員たちの公式敗北宣言という感じになっている。
読者や批評家(?)の声(利害関係の少ない人の意見)を反映させる手段を考えてもいいのではないか?
作家の訃報が続く。『天国にいちばん近い島』(1965)で知られる森村桂(もりむら・かつら、1940-2004)。27日、長野県の病院で死亡。自殺らしいと報道されている。私は読んだことないが、作家という商売、激務なんですね。そう見えるだけか?真相はわからない。
9月27日(月) ひさびさに会社に出てやったというのに
どうして雨なんだ?それは両者の間に因果関係が無いからである。
小泉第二次改造内閣発足。(去年の9月22日の日記にも「第2次小泉改造内閣」と書いているが・・・。)首相お得意の「サプライズ人事」は無く、「郵政民営化内閣」だと。郵政民営化だけなら内閣などいらないではないか。昔の郵政省、今の総務省だけで十分である・・・なんてことを言っても始まらないし、もともと期待度ゼロなので、以上おしまい、である。「関口宏のフレンドパーク」2時間スペシャルを見ていたほうが百倍おもしろいのである。
昨晩、眠りに着く前に、つらつら考えた。暗いニュースが多いこの世の中、私としてはどうすればいいか?そうだ、暗い世の中にこそ必要なのは笑いだ。それも「愚にもつかない」笑いだ。差別感に基づいた笑いや作り笑い、へつらいの笑いでは無く、また嘲笑や自虐の笑いでも無く、意味の無い笑いだ。意味の無い笑いなどあるのか?あったらちょっと怖いぞという意見もあるだろうが、「笑う門には福来る」である。(このあたり論理破綻しているなぁ。)
それでは、意味の無い≒罪の無い笑いを作り出すためにはどうすればいいか?おやじギャグか?
このサイトもおやじギャグ系をめざして、まずはこの日記からか?
♪にっきにっきにっきにっきにっきゴルフっと。(→寒風が吹きすさんだか。)
イチローが今日もヒットを打ったってねー。あと7試合で6安打だね。そんなこたぁ、しっとる、しっとる、しぁっとる、しあっとる・・・・シアトル・マリナーズ!
うううう、寒気がしてきた。
9月26日(日) 予想したように
NHKのBS2で映画が放送されたため、ジム・ギャリソン『JFK -ケネディ暗殺犯を追え-』(1988)が今日付けのアクセス数Top10で第1位になった!喜ぶべきか、当サイトの底の浅さを嘆くべきか、複雑な心境である。
本日は恒例の本屋行き。文庫化抵抗勢力の女王、高村薫の『レディ・ジョーカー』(1997)、ついに買ってしまいました(泣)。他に、ヴァン・ダイン、古川日出男、ジェイン・オースティンと散漫な選択。
本日(昨日)のイチローは、1安打。あと8試合で7安打!
9月25日(土) 当サイトの感想文も
198と、そろそろ200に近づいてきたので、感想文の一覧ページを従来の3ページから6ページに増やした。作家別と刊行年別に分かれているが、これで少しは見やすくなっただろうか?余計にわかりにくくなったか?この作業のため肩が痛む。しばらく休息する。(現在16:00頃)
休息しつつ、私にとって永年の課題であった、ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』(1980)を読み始めた。これも長いなあ。上下巻に分かれている。日本では1990年に翻訳が出ていて、「このミス'91年版」海外編で1位。たしかこれは映画化もされてい たはずと調べてみたら、翻訳以前に1986年に公開されていた。(未見)
『ハリポタ5』は、家族の中で私の読む順番がまだ回ってこない(最後)ので、しばらく間をおくことにする。
フランスの作家、フランソワーズ・サガン(1935-2004)が死去(9月24日)。『悲しみよ こんにちは』(1954)で鮮烈デビュー。ちょうど50年前だ。今で言えば、綿矢りさか金原ひとみみたいな感じか?いや小説の力が今より大きい時代だった上、サガンの場合は世界的に反響を呼んだのだから比較は失礼である。私は、このデビュー作のほか、『ある微笑』(1956)を読了。
かたや日本では白石一郎(しらいし・いちろう、1931-2004)が亡くなった(9月20日)。私が読んだのは『火炎城』(1974)。
注目のイチローは本日(米時間昨日)2安打で、大リーグ記録まで残り9試合であと8安打!
日本のプロ野球は新規参入をめぐって、IT関連企業のライブドアと楽天が競合。うーん。これはなんか怪しげだなあ。手放しでは喜べない。このIT「関連」というのがひっかかるな。この動きの裏に何があるのか、そのうち明らかになってくるような気がする。(陰謀番組の見すぎか?)
9月22日(水) 私は近頃昼休みには
某チェーン喫茶店で170円のアイスコーヒーを嗜みながら、まどろみつつ吉本隆明などを読んでいることが多いのだが、今日はそれができなかった。
私が席につくと、すぐ隣に5〜60代ぐらいの、しかしやけに服装や持ち物は派手で高級そうなものを身につけた女性4人組が、まず、ドスンドスンとバッグなどで場所を取った。ふたつの丸テーブルをくっつけると、二人はそのままドッタンバッタンと腰を下ろし、いきなり大声で喋りはじめ、もう一人は大笑いをはじめたのである。
数十秒後、灰皿や飲み物などを持った残りの二人が同じように椅子に悲鳴を上げさせると、着メロが一人のバッグの奥深くから大音響で鳴り出した。しかし、そもそも自分の携帯だと気づいていないらしく、その間にもすでに4人は対角線上でお互いが同時に大声で話はじめる。
4人の声と着メロが数十秒続き、BGMをかき消す。これではコミュニケーションができなくなると、私の席の左隣のサラリーマン二人連れの声も高くなり、4人組の右隣のカップルも負けじと声を張り上げ、笑い出す。うー、CNNの「クロスファイア」でもこんなになったのは見たことないぞと思っているとようやく、4人組の一人が「あら、やだ、私のケータイ?来たばっかりで新しいから」とゴソゴソとバッグの奥深くを探り出すが、その間も一瞬たりとも口は閉じていない。
「西口さんとこの、息子さん、もう30代なんだけど、仕事のほうが」
「奥さんはまだわかいのよ〜」
「3丁目が担当だって、いやだ、それ私の担当じゃないの・・・」
「きゃはははは」
「2000万円の契約取り損ねちゃって、あの子(娘?)何にもわかってないのよ〜」
「自由が丘が3時だから時間はまだあるのに」
「どひょひょひょひょひょ・・・・」
以上の会話は5秒ぐらいの間に同時にこの4人のおそらく保険のセールスをされている女性たちによって交わされた会話で私が聞き取れたものを再現したものである。
私は、温厚である。吉本隆明など読めなくても、昼寝ができなくても、それぐらいでは怒ったりしないのである。しかしながら、思わずアイスコーヒーを啜ってトレイに置くときには力が入ってしまい、「ドン!」という音を立ててしまった。う?まずかったかな?
ちらっと4人組のほうを見ると、4人はまったく、全然、いっさい、気づきもせず、マシンガンのように喋り、劣化ウラン弾のように笑い、ケータイの通話相手も仲間に引き込みながら、事務のスタッフなどの悪口を言ったりして(多分)、ますます盛り上がり、勢いは衰えないのである。
うー、参りました。降参です。私は4人を残して、真夏日の街に戻ったのである。
恐るべし!少しそのパワーをわけてもらえませんでしょうか?
9月21日(火) 今日会社から戻ると
NHKのBS2で映画『JFK』をやっていた。かなり原作(ジム・ギャリソン『JFK -ケネディ暗殺犯を追え-』(1988))に忠実に映画化されているようだ。本を読んで忘れていた記憶が甦ってくる。でも最後までは見なかった。長そうだったしね。
でもいつか、ビデオを借りて見てみようっと。ん?これでこの本への感想文へのアクセスが急上昇するか?はたしてBSの実力はいかに?
9月20日(月) 「Yonda?ブックチャーム」
というものをもらった。「新潮文庫の100冊」のうち2冊分の帯についている応募券でもれなくもらえた。ゴム紐の先にYondaパンダ像、もう一方の先に虫眼鏡のミニチュアがついている、しおりのようなものである。
しかし、これがなかなか使い道が見つからない。通勤電車だとまず1週間で落とすね。それからそのようなものをしおりにして本を読むのはちょいと私のようなおじさんには恥ずかしい。(どういう人なら恥ずかしくないかはわからないが・・・)パンダ像がもう少し重ければ、トラブルのときに武器になるかもしれないし、ダイヤモンドでできていれば財産的価値もあっただろうが。
新潮文庫の景品で昔、カフカなどの「文豪腕時計」をもらったことがあるが、これはすぐに動かなくなった。しかもビジネスマンがするべき時計では無い。いかにも安っぽいので、成田空港などで免税タバコを買うとついてくるマイルド・セブン時計のほうがまだよかったな。
「例のあの本」の第5巻を予約した人には「買えば1300円する」というハリ・ポタのノート・パッド?がついていた。
特定のおまけなどを収集するマニアじゃない限り景品に期待するほうが間違っているのか?誰も期待してないか?それではそういう無駄な販促費用を内容充実や価格引下げのために使ったほうがいいのか?もっと充実した景品をつけて、本がおまけ状態になる(=食玩化)ほうがいいのか?私には解けない難問である。
9月19日(日) 「例のあの本」
を読んでいるので、日記が続くのである。今度は4作目になるのだが、上下巻に分かれている。ゆっくり昼寝をしながら読もうと思っていたのに、メールが不調で、私の契約しているプロバイダのカスタマーサービスに何度も電話!うー、「屋敷しもべ妖精」のような言葉使いはやめろっ!この国の敬語は崩壊している。
野球で楽しみなのは、イチローの大リーグシーズン安打記録の更新がなるかという点に、私の中では絞られてきた。あと14試合で21安打か。
映像化が控えている作品を読む、「仕込み」もしなければならない。本日は、松本清張の『黒革の手帖』(1980)を購入。10月14日から始まる、テレビ朝日開局45周年記念木曜ドラマの原作だそうである。他にもいろいろ買っていたような気もするが、本の山に埋もれてしまっている。子供から借りた『アフターダーク』(2004)も読まねばならぬ。通勤用に読んでいる吉本隆明 『改訂新版 共同幻想論』(1968)もある・・・。枕元ではスティーブン・ピンカーにフーコーが埃を被って私を睨んでいる。舞城王太郎や京極夏彦も在庫が積み上がってきている。いったいいつ感想文を公開できるかわからないが、だいたいこのようなラインナップで行きたいと今のところは思っている。(でも保証はできないよ。)
9月18日(土) シンガポールの先見の明?
別にシンガポールに恨みがあるわけでは無いが、はじめてこの国を訪れたとき(おそらく1990年ごろ)に驚いたのがたばこの投げ捨て、つばの吐き捨て、トイレで便を流さないなどの行為が法律で刑事罰の対象になっているということであった。(罰金ないしは禁固刑)
今でこそ日本でもいろいろな条例が施行されているが、当時は考えられないことであった。現地の新聞にはたばこを密輸しようとして逮捕された男の裸の写真が一面に掲載されていた。「この不届き者は脚にタバコをこんな風に巻きつけて密輸しようとしていました!」
密輸と言っても脚にしばりつけて入国しようとしたぐらいだから、たいした量では無い。外国人にはほとんどノーチェックの空港の税関ではあるが、自国人にはおどろくほど厳しい。大麻などの規制は外国人にも適用されるようであり(しかも死刑が適用される)、鞭打ち刑がある。
つまり、シンガポールという小国、経済的な自由は日本以上であるが、人権や自由という点ではかなり低いレベルにある。タバコや大麻は人権や自由に関係は無いという反論は可能であるが、基本的に個人の問題に国家が過剰な干渉をするところに人権や自由という発想は出にくいのではないかと私は思う。
この国は人種的には圧倒的に中国系なのに、マレー系、インド系、旧宗主国イギリス系の住民を抱え、周りはイスラム国のインドネシアやマレーシアに囲まれている。そういう事情も(為政者にとっては)あるのだろうが・・・。(このあたりなんとなくアヘン戦争に敗北した中国系民族の集団的トラウマのようなものが尾を引いているような気もする。)
あー、別にシンガポールの政治を分析しようと言うつもりは無かったのだが、日本もだんだんシンガポール化してきてないか?と最近感じているのである。どんなときに感じるか?駅を出て満員電車の重圧から開放されて、さあ、一服というとき、吸う場所が無いのである。喫茶店に入っても、スターバックスなどは中では吸えないのである。
シンガポールに先見の明があったのか?日本がどんどん窮屈になってきているのか?その両方か?
9月17日(金) 善悪と強弱について考える
プロ野球選手会と球団側の交渉がまとまらず、明日からストに突入することになったようだ。さっき、緊急記者会見の様子をちょっと見ていたが、球団側はさすがプロである。ファンこそが神様である、球団側も一生懸命努力したのにこんな結果になって残念、非は選手側にあると述べていた。いや、実は文書を読み上げていた。
対する選手会側の古田会長の説明は、あまり詳しくない人にはよくわからない。たどたどしい口調で、近鉄・オリックスの合併は覆せなかった、新球団参入も時間的に難しそうだ、残念だ。プロテクト制がどうのこうの・・・。「それなら何故ストするの?」と思ってしまうのである。
私は足の爪を切りながら、意識は半分以上爪に集中していたのでよく見ていないのだが、TVカメラはどちらが真剣にファンのことを考えているのか、表情から大義はどちらにあるか映し取ったのではないか?この点では選手側が球団側に勝っていたのではないだろうか。
しかし、大義のあるほうが勝つとは限らないのが世の中の厳しさである。大義が無くても普通は強いものが勝つ。嘘をついても実力で勝っていれば、嘘はばれても罪では無く単なる過ちになり、その過ちも忘れ去られる。大量破壊兵器が無いとなれば次は、独裁者・テロと戦うという「大義」を持ち出す。一般市民を大量に犠牲にし、刑務所では虐待までやっていながら、そのような「残虐な」事実はできるだけ隠し、敵の残虐行為は宣伝する。こうして戦争と報復テロの応酬が世界的規模で拡散する。
強者=悪、弱者=善というのはニーチェが批判した「畜群の道徳」だが、強者=善、弱者=悪とは限らない。しかし、そのように見せる手段を強者は手に入れ、活用し、ますます強くなっていくのである。その時、強者は倫理的に腐敗し、ますます悪者になるのか?それとも強弱と善悪に対応関係は無いのか?そもそもそのような二項対立的思考方法が無効なのか。
あー、頭が疲れた。私に「哲学する」のは無理だ。連休前の暇つぶしでした。
9月16日(木) さわやかな秋晴れに「男泣き」
今日の東京地方は最高の天候だった。暑くもなく寒くもなく、1年中が今日みたいな天候なのが私の理想である。いよいよ読書の秋の到来である。暗い事件もなんのその、私は読書に邁進するのだ。
明日我慢すれば3連休だし、来週の金曜日に休みを取れば二日会社に行けば4連休になるな!この期間を利用して少しまた模様替えでもしようかな?でもそんなことをしていると本を読む時間が無くなるので、あまり凝りすぎないようにしなきゃ。(これで凝ってるのかという声もありそうだが・・・。)
よくわからないけど、ブラジルを訪問中のわれらが小泉首相が泣いている写真が新聞に出ていた。いじめられたのか?
男が泣くと「男泣き」と言うが、女が泣いても「女泣き」とは言わないな。本来は泣くべきものでは無いとされている男が泣くからそういう言葉ができたのだろう。でも今や男が泣いてもいい時代だ。たしか集英社文庫の何とかフェアの帯には「俺って、本読んで泣いたりするんだ」などというコピーがあった。「俺はガサツでスケベで勉強(仕事)もスポーツもできないように見えるかもしれないけど、こんなに繊細なところもあるんだよ〜。」ということか?うーむ。こういうことを言う男は私の感覚から言うと信用できないな、しかし。
われらが首相の場合はどうか?
9月14日(火) さっきから
この本の山に囲まれた屋根裏部屋でぼーっとしている。何も書くことが思い浮かばないのである。
もちろん、山手線が新大久保での人身事故のため運転を「見合わせ」たため、埼京線を利用したら蕎麦を打つときの蕎麦粉のようにもみくちゃにされて大変だったとか、事故時なのにダンマリタイプの車掌だったとか、という電車ネタはあるが、書いている私も食傷ぎみであるので、この件についてこれ以上触れるのは「見合わせる」。
かと言って「見合わせる」という言葉の無責任性について追求しても仕方が無いのである。(これはまた今度)
宅間死刑囚の死刑執行、栃木・小山での幼児2人の誘拐・(おそらく)殺人、愛知県の一家4人殺人放火事件・・・うー、暗いニュースばっかりだ。ロシア・北オセチア共和国での武装勢力による学校占拠の悲惨な結末、ジャカルタでの自爆テロ、イラクでのほぼ無差別の近い米軍の攻撃と報復の自爆テロ・・・ときりが無い。(チェチェン、イラクではいったいどちらが「よりまし」かという程度の違いしか無いのである。もちろん、「テロリスト」と米・露政府を比較しての話であって、にわかにどちらかが「よりまし」だとは断定できない。)
うー、こういうときは本を読みながら早めに寝るのが一番だ。本はいつも読むから、ようするに早めに寝るのが一番だ。
9月13日(月) このサイトも1年以上続けていると
マンネリになる。いや、当たり前だが、1年前の今頃はどうだったかということがすぐわかるのである。たとえば1年前、昨年9月13日の日記では夏目漱石をGoogleで検索して、他の作家や作家以外の有名人と出てきたページ数を比べていたりする。(今日はそれやらないよ。)
ほぼ1年前の昨年9月14日付けのアクセス数Top10と、今年9月12日付けのアクセス数Top10、比べてみると、昨年2位、今年1位のヘミングウェイ 『老人と海』だけが共通している。やはり、時は流れているというべきか、『老人と海』の定番化というべきか。
昨年は、9月22日に第二次小泉改造内閣が成立し、私も日記で祝意を表している。今年も9月末ごろに内閣改造があるらしい。
昨年は、9月15日に阪神タイガースがセ・リーグ優勝を決めている。今年は勝率5割を確保できるか、3位以内に入れるかがこのチームにとって焦点である。
読書はと言えば、『鍼医・堀田とおのおのこぶGET!』(←こぶとり爺さんかっ!)、じゃなく、『鍼医・堀田とトホホの護符SET』(←お守りSETだね!)・・・というわけでつまり『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を家で、新書本を通勤電車で読んでいる。
9月12日(日) やー、久しぶり〜!
と50代半ばぐらいの健康そうなおじさんに声をかけられた。
「元気にしてた?」
「はっ?えーっと、失礼ですが・・・」
「えー、忘れちゃった?ほらっ、山ちゃんとかといっしょだった・・・」
「あー、山口、山田?」
「そうそう、山口。懐かしいなぁ、元気そうじゃない。ほら、斉藤だよ。もう何年ぶりになるかねえ?」
「うー、山口といっしょの時なら、13年ぐらいかな?」
「そうなるかね。奥さん元気?」
「ええ、おかげさまで・・・」
「そうかあ、俺は会社は辞めて今は日本蕎麦屋やってるんだけどね」
「そうですか」
「今、競馬行くとこだけど、どう競馬とかやらないの?」
「はあ・・・」
「時間があれば、喫茶店でも行って、お茶でも・・・」
「あー、今ちょっと忙しいんで、また今度・・・」
「そう。残念だね。俺もたまにしか出てこないからね。」
「残念ですね。じゃあ今度。失礼します。」
場所は某駅近くの百貨店と商業ビルを結ぶコンコース?通路の上である。
私の健忘症か?先方のおじさんの勘違いか?それともはたまた新手の詐欺か?いや、妻が言うように、爆笑問題の番組へ投稿するビデオの撮影か?
とにかく、このおじさん、私の名前は言わなかった。誰にでも一人や二人知り合いがいるであろう、「山ちゃん」とか「斉藤」とかいう名前しか固有名詞は言わなかった。
しかし、今のところ私に実害は無い。(ビデオが放映されたりすれば別だが・・・)
9/11の謎が、ケネディ暗殺の謎が解けないのと同じようにこの謎も解けないのか?そんなに重要な問題では無いが・・・。
9月10日(金) せっかく、私が
昨日励ましてあげたのに、プロ野球選手会は明日・明後日に予定していたストを回避した。次の土日まで交渉を続けるということらしい。選手たちが相手にしている連中は野球のことは何も知らないかも知れないが、労使交渉などの点ではプロである。何も約束しないで、「積極的に検討」等々という言葉でごまかし、分裂を持ち込み、世論を見方につける工作をする・・・これでは選手側の勝ち目は薄いな。今年阪神が優勝する確率より低いかもしれない。
8日(水)、水上勉(みずかみ・つとむ、1919-2004)死去。私が読んだのは『五番町夕霧楼』(1963)のみだが、個性的な作家がまた鬼籍に入った。何かピックアップして読んでみるか。
いや、私には他に山ほど読む本がある。まずは『ハリポタ3』を読み終わらなくっちゃ。いやー、しかし映画と原作、かなり違うなー。映画→原作の順だったからか、あまり時間をおかないで読んでいるからか。
9月9日(木) プロ野球の合併問題で
選手会がストの構えを見せている。私は合併も1リーグ制も仕方が無いかなとは思っている。プロ野球への関心も最近は薄れてきているのである。
ひとつの仮定として、たとえばタイガースの選手会が、スト破りをして、スト予定の11日(土)に予定通りに横浜球場に姿を現した場合はどうなるのだろう?この場合、阪神が不戦勝となるのか、それとも無効試合となるのか?でも土日だけのストじゃ全部スト破りしても優勝できないな〜。
いかんいかん、今の日本でストなんて打てるのはプロ野球選手ぐらいのものなんだから、こうなったら阪神の選手もせこいことを考えないで(って私が考えているだけだが)、一丸となってストライキを打ってもらいたい!ストライキを打つのもストライクを打つのももともとは同じstrikeである。
小泉首相は、記者団の質問に答えて、「こうなると、ますます大リーグの方が面白くなっちゃうよねえ」という趣旨の発言をしたらしい(9月6日)。なにしろ、ブッシュ大統領との会談で、イチローの活躍が話題になったときに、My name is Jun -Ichiro. Jun means pure! So I am pure-Ichiro.(私の名前は純一郎。純は純粋って言う意味だから、私は純粋なイチローなんだよ〜。)などと意味不明のことを述べて、さすがのブッシュ大統領の顔をも引きつらせてしまった人であるから、いちいち反応していては仕方が無いのであるが・・・。
9月7日(火) 台風18号が
各地に被害をもたらしている。今年は上陸した台風が7個目で過去(と言ってもまあここ百年ぐらいなんだろうが)最高になったという。台風の中心から遠く離れているここ東京でも風が強くなってきている。
本日、村上春樹の新作、『アフターダーク』が発売された。私が不思議に思うのはこの作家の(純文学系での)突出した人気である。何故か?この新作、買って読んでみようかな?それともやっぱり読んでも無駄かな?・・・などと私のように思って手を伸ばす人が他の作家に比べて多いから人気があるということなのかもしれない。
つまり、この作家にはわからないけれど何かあるのではないかと思わせるものがあるということか?それではそういうふうに思わせる「何か」とは何か?・・・こんなことをグダグダ書いている時間があったら読んだほうが早いか?いや読んでもわからないかもしれないと思ってるからこんなことを書いているのである。
9月6日(月) この日記は
本の感想文を公開しない日に書くことに決めているので、先週の水曜日以来の登場である。
いろいろなことがあった。ロシアの学校占拠事件は悲惨な結末になった。地震もあった。また台風も近づいているようである。プロ野球選手会はストを決定した。
学校の休みが終わり、会社も通常モードに戻り、大都市・東京の駅や電車は通常レベルの充満状況に復帰した。私の鞄が当たったとか言って、ピンクのシャツにジャケットを肩にかけて前を歩いていたおじさんに「何してんだよぉお、てめぇえ、こらぁああっ!」とかすごまれたりもするのである。うう、それにしてもあのテロ対策の警官の皆さんはどこに消えたのか?おじさんはもちろん私が処分した。(まさか見てないよね、これ?)
原作を読んでから、映像化作品を見るというのが私の基本だったが、『鍼医・堀田と明日河畔の集塵』(←河畔で掃除機かけてどうする?)、いや、違う、『鍼医・堀田と明日鞄の修繕』(←堀田さんの患者のメモかっ?)、違うっ、『鍼医・堀田と飛鳥はんの精進』(←だれだよ、飛鳥はんって?鍼医・堀田もだけど・・・。)、うー、『鍼医・堀田とワスが晩の友人』(←怪しいやつ)・・(あなたも好きなオヤジ・ギャグを作って入れてみよう!)・・・というわけで、つまり『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を原作を読む前に見た。おもしろかったっ!一睡もせず、身を乗り出して見た!原作の感想文はどうしようかな?
前回の日記で予防線を張っていたように、やっぱり当サイトへのアクセス数急増は、「夏休み読書感想文」によるバブル現象であったらしい。9月1日からはガクンと落ちてしまった。けっこう、けっこう、こんなサイトなんか見ていないで、学生諸君も勉学にスポーツに励み給へ!
9月1日(水) 夏休み最後の駆け込み需要か
当サイトへのアクセス数が上昇しているようである。昨日の新規訪問者(台)数は2月12日以来300の大台に乗り、1週間単位で見ても、8月25日〜31日までの7日間の新規訪問者(台)数は過去最高を記録した模様。
さて、本日は予約が290万冊という『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(シリーズ第5作)が発売され、いろいろなイベントも行われたようである。ということで祝意を表して、9月の日記の題名を決めた。
すでに、『鍼医・堀田』シリーズは柳屋喬太郎という落語家が創作し演じているようで、『鍼医・堀田とケンちゃんの石』、『鍼医・堀田と緻密なヘアー』とシリーズ化されているらしい。私が頭の中で「ハリー・ポッター」→「鍼医・堀田」を思いついたのはかなり前のことだが、その時にもすでにこの落語家では無く別の人が同じことを考えていたのを検索エンジンで確認した記憶がある。
えっ、浅間山噴火?山神様がお怒りじゃ〜っ!